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映画『アルマゲドン』から学ぶセルフ・コーチング ~リーダーはセルフ・トークをコントロールする~

おはようございます。
とこま(tokoma)です。
約1ヵ月ぶりにnoteに投稿します。

今回は、僕が学んでいるコーチングの視点からみた
映画『アルマゲドン』の感想を書かせていただきます。


映画『アルマゲドン』からの気づきは

① ヒーローはセルフ・トークが前向き
② ヒーローはエフィカシーをあげる術を知っている

の2点です。


では、順に解説します。


① ヒーローはセルフ・トークが前向き

主人公のハリー(ブルース・ウィルス)たちが地球に衝突する小惑星の到着。そこで掘削作業を始めます。しかし、当初の予定とは異なる硬い地盤であったために、ドリルが破損してしまいます。
そこで、ハリーが「俺たちは一つ経験をした」という言葉を言います。

ヒーローやリーダーは、失敗に対しても前向きな解釈をする!
というのが僕の感想です。

同じ現象でも解釈を変えることで次の行動が変わります。
このシーンのなかでも、他のメンバーが落胆しているなか、ハリーはこの言葉を発するとともに、次のこと(未来のこと)の思考しているように僕には映りました。


② ヒーローはエフィカシーをあげる術を知っている

計画が失敗しそうになります。そこでチーム・メンバーのNASAの飛行士が第2案を実行しようとことに対して、ハリーが当初の計画を遂行するよう説得するシーンがあります。
そこで、ハリーが「俺は30年以上掘削してきて、目標の距離まで掘削できなかったことはない。」という言葉で説得します。

これは、相手を説得するための言葉でもありますが、同時に、自分のエフィカシーを高めるための言葉として、ハリーは言ったのではないか、
というのが僕の感想です。

エフィカシーというのは、「ゴールに対して達成できるという自己評価」のことです。

NASAのスタッフが、ネガティブな評価をしているなかでも、ハリーは仲間を信じて、そして自分を信じて計画を遂行します。ここではNASAのスタッフがドリーム・キラー的な役割なのですが、彼らがネガティブな言葉を言っても、ハリーは自らのエフィカシーを下げないようにセルフ・トークをコントールしていたのだと思います。

僕が学んでいるコーチングでは「過去は関係ない」と教えていますが、「良い過去」は自らのエフィカシーを高めるために利用することも奨めています。
その点からも、ハリーは自分の実績を自らのエフィカシーを高めるために活用した、というのが僕の理解です。


以上が映画『アルマゲドン』を観た僕の感想です。

これ以外にもハリーの言動には、エフィカシーを高めるためヒントがちょいちょいあります。そんな鑑賞の仕方もありなのかもしれませんね。


最後まで読んでいただきありがとうございました。

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