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映画『無法松の一生』から学ぶライフ・コーチング ~応援してくれる人の存在が人を強くする~

昨日NHK BSプレミアムで放映された映画『無法松の一生 4Kデジタル修復版』を観ました。学びがありました。

おはようございます。
とこま(tokoma)です。

ライフ・コーチである僕、とこま(tokoma)視点からみた映画『無法松の一生』の感想を書かせていただきます。


映画『無法松の一生』から

応援してくれる人の存在が人を強くする

という気づきをいただきました。


物語は

舞台は九州・小倉。喧嘩っ早いが根は一本気な富島松五郎(阪東妻三郎)は、仲間から〈無法松〉と呼ばれる名物車夫。ある日、怪我をした陸軍大尉・吉岡の息子、敏雄を助けた松五郎は、吉岡家に出入りするようになります。しかし、その後吉岡が急逝してしまい、松五郎は吉岡家の未亡人よし子と敏雄に対して献身的に尽くし始めます・・・

という感じです。


最初は気弱な子供であった敏雄でしたが、松五郎はけっしてネガティブなことは言わず心から敏雄を応援します。その甲斐あってか、父親をなくした敏雄ではありましたが、立派な青年に成長していきます。

かつて周囲の人に迷惑をかけていた無法者の松五郎は、吉岡家との交流を通じて人間的に成長し、周囲の人を喜ばせるような存在になります。


映画のなかでこんなシーンがあります。

市内の運動会に松五郎が500m走に参加します。普段大きな声を出さない敏雄でしたが、このときは松五郎のために大きな声で声援を送ります。そのおかげもあり、松五郎は1等でゴール。

応援されることで人は強くなれる、という象徴的なシーンだと思いました。


これを象徴的と言ったのは、

この映画から「誰かが誰かを応援することで強くなれる。そして相手だけでなくその本人も強く成長することができる。」というメッセージを感じたからです。

松五郎は敏雄をはじめ吉岡家を応援しており、吉岡家は松五郎を応援しています。そして、それが松五郎を自身の自己肯定感をあげ、小倉の人々を応援する存在へと成長するまでに至ったのだと思います。


この映画は1943年の映画です。今から80年ほど前の映画です。

ですが、
誰かが誰かを応援する。その存在が人を強く成長させる。
ということは昔も今も変わらないのだと思いますね。


最後まで読んでいただきありがとうございました。

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