企画書 【実用書】

タイトル
婚活してスピード婚するのはリスクも大きいと申し上げたい
~女子のためのケッコン虎の巻~

ジャンル
恋愛、婚活、結婚、人生

読者ターゲット
アラサーを中心とした20代~40代くらいの女性。
「いつかは結婚するよね…?」「結婚になんとなくモヤモヤする」「婚活しているけどどうもしっくりこない」「幸せな結婚をしたい!」そんな人向け。

概要
日本の結婚が減ってきている。30~34歳人口の未婚率は、1970年に男性11.7%、女性7.2%だったのに対し、2015年には男性46.5%、女性34.6%にのぼっている。
しかしながら、2014年の内閣府の調査によると、20歳~39歳の未婚者のうち、男性77.7%、女性81.9%が、「いずれは」を含め「結婚したい」と答えている。筆者が主催する婚活イベント参加者でも、「2~3年後くらいには」の回答が最も多い。つまり日本の独身者の多くは、「まあ、いつになるかまだ分からないけど、でもそんなに遠くないうちにいずれは、結婚するんじゃ……ないか、な?」とふわっと思っているということではないか。「結婚など、一生するつもりはない!」と言い切る層は、少数だということだ。
結婚を取り巻く状況は、女性の社会進出、労働環境の変化、経済状況の変化、子育ての問題と、50年前とはまったく様変わりしている。その一方、家事労働を中心としたケア労働の担い手は女性に偏っており、男性の家庭進出は進まず、また、男性も女性も従来からの男性観・女性観を抜け出すのは難しいままだ。既婚者からも、仕事、家事、子育てに、悲鳴が噴き出している。
「婚活」という言葉が2008年に提唱され、出会いをサポートするサービスは増え、巷には恋愛ハウツー、テクニック教示が溢れている。しかし女性向けのそれらのうち多くは、男性に選ばれることを主眼に、女性に男性から期待される女性像を勧め、若いうちにとっとと売り抜けるよう急かす。だが、そうして手に入れた結婚は、果たして彼女らを幸せにするのだろうか?
この企画では、結婚を考える若い彼女らに、「自分の幸せとはなにか、見つめよう」と伝えたい。そのために、巷に溢れる言説に疑問を呈し、自らで考え直してみるきっかけとなる、ヒントを提示したい。メインストリームへのカウンターとなる価値観を散りばめたい。「結婚を考えるなら、〇〇よりもむしろ××」、そういった形の100の問題提起を起こし、エッセイタッチで軽快に、未来型の結婚について、読者と共に考えたい。

著者略歴
【菊池とおこ】1973年生まれ。結婚願望のない20~30代を経て突然結婚したくなり、38歳で婚活、1年以内に結婚。ところが相手がまさかのDVで2年後に離婚。離婚した途端に新しい出会いがあり、現在の彼氏と交際3年目。
離婚後に就いた仕事が地方自治体の結婚支援事業担当職で、婚活イベントや結婚希望者の相談に当たる。現在、個人事業としての結婚支援業スタートの準備中。某県男女共同参画サポーター。

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