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違います。悲願のお花です。


真っ赤に燃え上がる


炎・・・



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昨年10月31日に
沖縄県那覇市のたたずむ

琉球王国の宮殿で知られるあの

「首里城」が・・

あの、

中国のお城っぽい赤い石垣建造物の
世界遺産「首里城」が、

あの、

絶対、少林寺拳法とか
太極拳やってそうな

首里城が・・・


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またもや

またもや、全焼した火災が
あったことは
記憶に新しいでしょう。


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放火などの事件性はなかった
そうですが、

一連の捜査を終えてもいまだ
原因の特定は定かではないと
ききます。

信じられないことに、
この首里城

過去に4度も大火事に見舞われ
その度に再建してきたのです。

なぜ・・・

ほまれ高い文化が崩壊していく
その姿は、地元住民の方だけでなく、

私たちも心を
痛めました・・

しかし、

なぜ・・・・

真っ赤な宮殿が象徴の首里城が、
真っ赤に燃え上がる炎におおわれる
というなんとも悲しい運命なのか・・・

いえ。

運命だとしても、

悪い運命だとは
おもいたくないですよね。


もうかれこれ40年以上も
前のことではありますが、

私は新婚旅行で
沖縄に行きました。

もちろん観光スポットでもある
首里城も観ました。

そして、
優美な魅力に酔いしれた
貴重な思い出があるわけです。

そもそも、首里城は
「風水」に基づいて
建築されていることから、

「パワースポット」としても
注目を浴びています。

そんな首里城の幾たびの火災事故に
覆われたかといって、

私は逆に

より一層の
魅力を感じております


ということで、今回は

首里城とお花を強引につなげて

首里城の逞しさと希望について
お話をさせて頂きます。

尚、首里城火災に対する支援金は令和2年10月31日まで
受け付け可能
となっております。


さて、


ところで、

首里城の周辺には、ちょうど
9月から10月の時期になると、

曼珠沙華(マンジュシャゲ)

というお花が咲き乱れているのを
ご存じでしょうか?


マンジュシャゲ???


聞いたことないですよね。

マンジュシャゲとは別名、


彼岸花(ヒガンバナ)


といいます。


そう、

真っ赤に燃え上がる
炎のをイメージさせる

あの、お彼岸の時期に
咲き乱れる

彼岸花


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そして、

首里城が真っ赤な炎に
襲われたのは、


お彼岸のすぐあと・・・


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彼岸花には多くの
都市伝説があるそうです。

たとえば、

彼岸花を引っこ抜いて
家にもって帰ると
火事になる

とか、

触ると手がくさる

とか・・・

だとするならば、
私のお手てはとうに
くさっています。

くさってません
ただ、シワシワなまで。

他にも、
彼岸花には毒性があるので、

別名、
死人花(しびとばな)
捨て子花(すてごばな)
地獄花(じごくばな)
幽霊花(ゆうれいばな)
蛇花(へびのはな)
カミソリ花(かみそりばな)

最後のカミソリは
何がカミソリなのかわかりませんが、

とにかく怖い・・


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あなたは彼岸花と聞いて、
どんなイメージを
お持ちでしょうか?

彼岸花の大輪の真っ赤な花は、
大変美しくどこか妖しい魅力に
あふれています。

鮮やかな真っ赤で華やかに
咲き誇る花ですが、

なぜか不吉な暗い怖い雰囲気がつ
きまといます。

地面から長く伸びた葉のない茎が、

まるで「ろくろ首」のようで
何となく恐ろしいような雰囲気が
あったりします。

そんなこんなな不吉な言い伝えは
よく知られているのですが、

じつは、

縁起が良い


ともいわれているのです。


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先ほど、彼岸花を

曼珠沙華(マンジュシャゲ)

という花名でご紹介しました。

この、マンジュシャゲという言葉は、
サンスクリット語という外国語。

強引に日本語に訳すと、

天界に咲く花


という意味になります。

このお花を見る人の
悪を追い払うとされる

伝説の天の花なのです。


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ずいぶんと、悪名高い都市伝説とは
違いますね。

それと、
それとですね~

彼岸花は、
花が先に咲いて、後から葉っぱが
伸びるという不思議な植物。

そのことから、不吉な花だと
恐れられているようですが、

葉っぱが落ちてから花が咲く

ということは、

葉っぱは花を見ることがない

花は葉っぱを見ることがない

つまり、

花は葉っぱのことを想い、
葉っぱは花のことを想う。


ステキですよねー❤❤❤


そして、

ここで私は

あやまらなくては
いけません。


先ほど、
首里城の火災はまるで

彼岸花の不吉な赤が
招いたのかもしれない

などと、

勝手な言いがかりを
言ってしまいました。

ごめんなさい。


じつは、

首里城の周辺に咲き誇る
彼岸花は、

赤ではなくて、

黄色い彼岸花

なのです。



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黄色い彼岸花の
花言葉は、

深い思いやりの心


そう、

花は葉っぱのことを想い、
葉っぱは花のことを想う。


です。

大切な人は、身近にいると、
なぜか、ケンカしてしまったり
してしまいます。

ですが、
その、大切な人がそこにいないとき、

より、その人のことを
想い巡らせますよね。


首里城はまたもや

燃え尽きその姿を
失いました。

だけど、

その度に、

琉球の方がを始め、
たくさんの方々は思いを馳せた。

まさに、悲願の思い。

不吉とされる
彼岸の花ではなく、

みんなの

悲願の花。


5度目の火災があろうと、
何度も立ち上がる首里城は

タダでは立ち上がらない。

情熱の赤は、
より一層、
増していることでしょう。


お彼岸ってお墓参り
するじゃないですか。


ご先祖様は私たちのことを想い、
私たちはご先祖様のことを想う。


お彼岸にさく

彼岸花って

そういう意味なのかしらね🧡


今回は、タヌまるくんたちが

ほとんど登場しませんでしたが、

次回は、活躍してもらいましょう。


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今回も最後まで読んで頂き
ありがとうございました。

次回またお会いできることを
楽しみにしております。


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