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交通事故にあったときでも職業病が出た話。

今朝、交通事故にあいました。
車通勤中、信号待ちの渋滞で停車していたところ
左から来たバイクが車の隙間を縫おうとし倒れ
私の車の左前バンパーにぶつかりました。

「若いコだな。保険入ってるかな。」
そんなことを考えながら、とりあえず警察に電話。
保険会社にも連絡、相手の男のコと連絡先等を交換しました。

幸いにお互い怪我がなく、
お互い自賠責保険証もきちんと揃えていたので一安心。

警察が現場に到着するまでの数十分間、暇を持て余した私は
「通勤?通学?」
「事故初めて?」
「学校連絡した?授業大丈夫?」
「学校どこ?何年生?」
「へー看護科なんだ!」
と質問しまくり。

「どうして看護科に進もうって思ったの?」
とつい聞いてしまった。完全に職業病。

「おばあちゃんが…病気で死んじゃって、それで」
と18歳の男のコがぽつりと言いました。

「あー。いいコだ。」
と二児の母としては感情移入してしまう。

警察にもドライブレコーダーの映像を見てもらい
「怪我のない事故」として報告終了。

「運転気を付けてね」
とその男のコとはお別れしました。

私の倍ほど年齢が違う男のコ。
これからまだ先の未来がある若人。
おばあちゃんとの経験から「看護の道に進みたい」と思った男のコ。
やっぱりその人の体験したことは
その後の人生に影響を与えるし、
その道に進もうって使命感にも繋がるんだなと再確認しました。

ぶつけられたときは「やだなー」と思ってしまいましたが
事故の後はその男のコの背中を押してあげたくなっている不思議さがありました。

まぁ何にせよ、怪我がなくてお互い良かった。
それに尽きる。

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