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アカショウビン

晴れた日の心地のいい気候のときは、昼間に流れ星が落ちてくる


というのは私の頭の中だけで、そのように思わせるような声(音)をアカショウビンという鳥が発する


ピュロロロロー


それは、高音から徐々に低音へ持っていくメロディーで、まさに高いところから低いところへ何かが落ちるような音である、私はこの音を聴いて真っ先に星が落ちるイメージを思い浮かんだのだが…

場合によっては、この考えは恥ずかしいことなのかもしれない


時折、ここにいると聴き慣れない囀りを耳にすることがある

例えば、イソヒヨドリも、複雑なメロディーを持つものである


夜更しして、朝遅く(というか、ほぼ昼間)に目覚め天気が晴れたときは、イソヒヨドリが近くで声高にこのメロディーを披露しているときがある

そういうときは、そのまま身体を起こさずベッドの上でしばらくこのメロディーに傾聴し楽しみ、ほう、そうきたかと、ニヤニヤしている


特に、ここのアカショウビンはリュウキュウアカショウビン、と呼ばれ、その姿は見たことはないものの調べれば目を引く姿をしているのだ

赤いよりも、「紅さ」を身に着けた(纏った)それは囀りも姿も益々、"星"のイメージに結びつけてしまい、リュウキュウアカショウビンは、私の中で完全に"星の精"になりつつある


星の精 リュウキュウアカショウビン


ああ、梅雨明けにまたあのメロディーを聴きたい


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