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【ビジネス書を読む時間がない若手金融会社員・就活生向け!】財務分析、企業価値評価に関するオススメ書籍

前々回の投稿まで、財務分析について記載してきました
財務分析は多数の書籍が出版されており、気軽に自己学習することが可能です
本日は、財務分析の理解が深まるオススメ書籍をご紹介します
併せて、企業を買収或いは投資をするときに行う企業価値評価に関するオススメ書籍もご紹介してきます
(書籍URLは最後に纏めて記載しています)

決算書

決算書分析を含め、財務三表の構造が理解し易いと感じたのは以下の本です
貸借対照表、損益計算書、キャッシュフロー計算書の基礎やつながりを構造的に理解することが可能であると感じます
私自身は、入社当初先輩のオススメで手に取りましたが、今でも読み返すほど良本と感じています

  • 財務3表一体理解法

  • 財務3表図解分析法

  • 財務3表実践活用法

プロジェクトファイナンス

プロジェクトファイナンスは、コーポレートファイナンスとは異なる知見を求められます
その時に役立ったのが、以下の本です
プロジェクトファイナンスでの契約書類型や確認すべきリスク、キャッシュフロー分析のポイント等、プロジェクトファイナンス実務に必要な要素が詰まっていると感じます

  • プロジェクトファイナンスの理論と実務

企業価値評価

ファンド業務を行う際は、買収価格の算定や投資後の売却価格の算定が求められました
私自身が知識を保管するために読んでいた本が以下です

  • 道具としてのファイナンス
    現在価値とは、加重平均資本コスト(WACC)とは、オプション価格とは、等の基礎知識をインプットすることが可能と思います

  • 図解でわかる企業価値評価のすべて
    企業価値評価をする際のアプローチ(マーケット・アプローチ、インカム・アプローチ、コスト・アプローチ)の概要をインプットすることが可能と思います。具体的な記載内容になっているため、実務においてExcel上で試算する際に効果的でした

  • 企業価値評価 バリュエーションの理論と実践(上)(下)
    企業価値評価に係る理論全般が詰まっていると思います。個人的には、実務で必要な知識を得るためには上2冊で十分と感じましたが、世間一般的な企業価値評価総論を踏み込んで学ぶ際には有用でした(初心者にはハイレベルに感じました)。企業買収後の成長戦略等もカバーしています

  • 財務デューデリジェンスの実務
    投資候補先の財務デューデリジェンスの進め方、見るべきポイントが整理されていると感じます。財務DDはアドバイザリー会社にDDを委託することも多いと思いますが、一般的な財務DDの進め方、DDで見るべきCF上のポイントを押さえることができました

IPO

こちらはオマケですが、投資先がIPOを検討している場合、IPOの全体像やスケジュールも理解しておく必要があります
(IPOを前提にCFを引き、当該CFをDDする必要があるため)
以下本は、IPOをする際に必要な手続き等、スケジュール感を含めて包括的に学ぶことが可能でした

  • IPOをやさしく解説!上場準備ガイドブック


いかがでしたでしょうか
当該領域の知見を深めるにあたり、役立てば嬉しいです
次回以降もお楽しみに!


【ご紹介した書籍のURL】
※以下は最新版でない可能性があります、ご購入される際はご確認ください


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