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朝日新聞「ひと」欄で「大原とき緒」を紹介していただきました。

2月10日朝日新聞さんの朝刊・デジタル版「ひと」欄で、紹介していただきました。
自分の生い立ちから人にお話しするというのは初めての経験で、実際に記事を目にするまでは、何が出てくるのか、ドキドキしていました。

あらためて、これまでのことを振り返って、大変なことも多かったけれど、結局、映画と演技は手放さなかったのだなと思いました。

記事の中で紹介してくださっている『Bird Woman』と、プロデュースしました長編オムニバス映画『人形たち~Dear Dolls』は4月8日から池袋シネマ・ロサさん、4月15日から大阪シアターセブンさんで、一緒に1週間ずつ公開されます。2作品合わせての上映時間は1時間44分。

公開やチケット情報については、長編オムニバス映画『人形たち~Dear Dolls』公式サイト、Facebookページからご確認ください。

上映情報

●2023年4月8日(土)-4月14日(金)
池袋シネマ・ロサにて、1 週間限定レイトショー

シネマ・ロサ公式HP cinema rosa.net -特別上映-

●2023年4月15日(土)-4月21日(金)
シアターセブンにて、1 週間ロードショー

シアターセブン公式HP http://www.theater-seven.com/

長編オムニバス映画『人形たち~Dear Dolls』について

長編オムニバス映画『人形たち~Dear Dolls』 2023年/83分

人形をモチーフに、生きづらさを感じている女性たちのストーリー。わたしたちは、まだ、人間になってない。

監督-「怒れる人形」海上ミサコ
  -「Doll Woman」大原とき緒
  -「JUMON わたしのヴィーナス」西川文恵
  -「オンナのカタチ ヒトの形をして生まれながらも存在消されしモノの情  景」吉村元希

タイトルデザイン:鈴木規子/MA:吉方淳二
エンディング曲「ヒトトシテ」作詞・作曲・歌:いわさききょうこ文化庁ARTS for the future! 2補助対象事業
プロデューサー:大原とき緒
製作:movies label will

参加監督:#海上ミサコ#大原とき緒#西川文恵#吉村元希
公式サイト:https://deardolls.wixsite.com/movie

短編映画『Bird Woman』について

『Bird Woman』/2022年/21分
監督・主演:大原とき緒
脚本:ヘルチャン・ツィホッフ
撮影監督:斎藤文
プチョン国際ファンタスティック映画祭(2022年7月)インターナショナルコンペティション部門選出作品
【公式Facebook】https://www.facebook.com/birdwoman.zero

【公式Twitter】https://twitter.com/ShortmovieBird1

大久保記者の取材について

取材してくださった大久保真紀記者は、1回目は脚本のヘルチャンと一緒に2時間程、取材と写真撮影を朝日新聞本社で丁寧に行ってくれた。その時の記事がこちら。

2回目はマンツーマンで、2時間がっちりと話をした。それ以外にも質問や
疑問があればメールでやり取りをし、忙しい中、長くて重いと言われる私の最初の作品『緑薫・・・』、『ナゴシノハラエ』『早乙女』を観てくれた。
記事本文は見せてはいただけなかったが、内容に間違いが無いか、確認はさせてくれた。「その名を暴け: #MeTooに火をつけたジャーナリストたちの闘い 」を読んだ時も驚いたが、ひとつの記事を掲載するまでの、記者の労力と情報の正確さを詰めていく執念のようなものには頭が下がる。

大久保記者に20代の時に芸能事務所の社長に枕営業を求められたことを話した際、その事務所は今もあるのかと訊かれ、自分がそれから、一度もネットで事務所や社長について検索していないことを思い出した。他にも当時の記憶の曖昧なところがあり、知らない内に自分で記憶に蓋をしていたことに気づかされた。
記事になった後、『SHE SAID/シー・セッド その名を暴け』の予告編を観たら涙が止まらなくなった。

大久保記者の著書「児童養護施設の子どもたち」を読んで、この人は「声をあげられない人たちの声を届ける」ことを既にやっている人なんだと思った。わたしがやろうとしていることの先輩なんだと思った。昨年12月に1回目の記事が出た時は、何を書かれるのか怖かったけれど、今回の「ひと」が掲載されることに怖さはなかった。ただ、インタビューの時に母の悪口を言い過ぎたかなって思っていたので、それだけが心配だったけど(汗)。

記事にしていただいたことは、自分の映画の上映や、今後の映画作りの助けになり、感謝しているけれど、それよりも、大久保記者という一人の人間と出会えたことが、一番嬉しいことだった。





生きづらさを抱えている女性をテーマに映画を創っています。女性が生きやすい社会は、誰もが生きやすい社会であると信じています。いただいたご支援はそのための活動に使わせていただきます。よろしくお願いいたします!