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ゆるみの中で生きる

こんにちは、ときたゆうです。
“ゆるみ”というのは、「気のゆるみが出た」など悪い意味で使われがちな印象がありますが、私は今、この“ゆるみ”の中で生きる練習をしています。

最近、note1回目の自分の記事を読み返しました。



“2018年9月、色々なことが重なり、
心のバランスを崩して休職することになりました。
その後、退職し、明日から無職生活をスタートさせる私は、
noteをはじめることにしました。”

日経新聞を手放せなかった私が、
人生のときめきを少しずつ取り戻していく
過程や、
日々心の動いた出来事など、
想像もしない新しい自分に出会えることを楽しみにしながら
これからnoteにつづっていきたいと思います!”

このように宣言して、あっさり2か月ほどでnoteを中断・・・

理由は、
書いているうちに、もっと「スキ」を貰いたくて、どんどん服を脱いでいくような感覚になっている自分に気づいたためです。
また、noteの勉強会にも足を運び、どのような記事が読まれやすいか?などのコツを学んだりして、力み始めたためです。

勉強会に参加するのは、もちろん良いことなのですが、
私は、すぐに「~すべき」になりやすい人間なのです。

感覚よりも思考が強く、他人軸で自分を評価し、足りないところを見つけては、常に改善。ついでに完璧主義。
「~すべき」ことを探すというPDCAが常に回り続けている。。

自分で自分を追い詰める思考癖を手放したい。
自分のありままを受け入れて生きていきたい。
この人生の休日は、生まれ変わるチャンスなんだ。

そのような心境でスタートさせたnoteで、
またしても評価と競争意識で自分を追い込み始めたのです。
それでは本末転倒だということで、一旦noteから離れたわけです。

自分の欲求にしたがい何かを始めても、気づくとそれが「~すべき」義務に変化し、自分を苦しめる。

変わりたい一心で、やってみたいと思ったことを片っ端からやっていくのに、結構な確率で中断していく自分に対し、
「ただ忍耐力が無いだけの人間なのでは?」とか、
「自分に相応しいものの選択が出来ない人間なのでは?」と、
ネガティブに評価し、負のスパイラルにはまりました。

しかし、
そんな中でも、しれっと継続できている行動がありました。
それらに共通する点は、
評価をしていない、完璧にやろうと思っていない 
という“ゆるみ”があったことです。
  
具体的には、家事とか植物の世話だとか、iPhoneで撮影する写真、ピアノの練習などです。

私の完璧主義が及ばない領域があるというのは、不思議です。
好きで熱心にやっているにも関わらず、必死にならないで済んでいる。
欠点もあるだろうけれどそれが気にならない。

もしかして、
これらの、なんとなく出来ちゃうことの中にある、“ゆるみ”をヒントにして、あらゆることに向き合えるようになれば良いのかな?というのが、
最近の気づきです。

休職し無職になって、もうすぐ2年が経とうとしています。

最近、再びnoteに戻ってきた理由は、ある日突然、書きたい!と思ったからなのですが、
現在毎日連続投稿30日を記録中で、継続できているのは、“ゆるみ”の中で書けているからだと思います。

この2年の成果かな、と思っております。

力まず、ゆるみの中で、これからも。


最後までお読みいただき、ありがとうございました。
それでは、また。

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