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レンジファインダーカメラを最大限に楽しむ設定

今回はレンジファインダーを楽しむための設定について考えてみます。

レンジファインダーとは?

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レンジファインダーカメラとは、光学視差式距離計が組み込まれており、距離測定に連動して撮影用レンズの焦点を合わせられるカメラのことである。レンズの繰り出し量などを測定することで合焦装置と光学距離計を連動させ、スプリットイメージや二重像の重ね合わせによりピント合わせを行う。- Wikipedia

レンジファインダーの利点

・一眼レフより断然コンパクト
・ミラーが無いので、ミラーショックが発生せず、低シャッター速度でもブレにくい
・シャッター音が小さい
・ファインダーが光学式であるため、被写体をそのまま見ることができる

などが上げられます。

レンジファインダーの欠点

・パララックスが発生する(ファインダーの像と出来上がる写真の構図に微妙なズレが生まれる)
・レンズキャップをしたままでもシャッターが切れる
・マクロ撮影が苦手(最短撮影距離が長くなる)

などが上げられます。

しかし、最近のデジタルなレンジファインダーであれば、パララックスの補正機能がついていたり、マクロモードがついていたりと、それらの弱点をほぼカバーできるような構造になっています。

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Shibuya 2019 ©tokimaru / Leica M10-D, summicron50mm

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