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フォトグラファー講座

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写真の仕事に関するコラムが詰まったマガジンです。過去記事すべてと、これから投稿される記事すべてを、買い切りのお値段でご提供致します。
商業フォトグラファーに役立つ記事をワンコインで提供しています。6本以上読まれる方、これから継続で全…
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記事一覧

演じること、カメラマンのジレンマについて

今日は少しデリケートな話しをしてみます。 人物を撮影しているフォトグラファーで、撮影中に、本当は可愛いと思っていないのに「かわいい」と言いながら撮影している人、本心では良いと思っていないのに「いいね〜!」と言いながら撮っている人いませんか? これは長く撮影している人であれば一度は考えたことがある問題だと思います。そして趣味でモデルを撮影している人よりも、どちらかというと仕事として商業的に写真を撮っている人に多い現象です。 それが癖のようになっていて、なんでもいいね〜と言

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香水から始まる撮影ビジネスの継続性に対する不安

周りを見渡せば、多くのブランド品に囲まれていることに気づくだろう。 もしあなたがそこまでブランドにこだわらない人であっても、飲料、整髪料、洗剤、お菓子、などに好きな特定の銘柄がないだろうか?そう、ここで言うブランドは、ファッションブランドだけを指さない。 あらゆる名前のついた製品について考えてみる。 というのも、何も買わないようなミニマルな生活をしている僕は、全てを削ぎ落として買うものの選定に注意を払っていながらも、買う時は大量に買うし、同じアイテムであらゆるものを試し

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クリエイターとSNS、あるいはウェブ上でのプレゼンス考察

Twitterの改悪が続いて、そのタイミングでメタがThreadsをローンチしてマーク・ザッカーバーグも予想していなかった早期のユーザー獲得と同時に、Twitterのアクティブユーザーが10日間で右肩下がり、という状況にある。 「SNSで存在しないと、実在しないも等しい」などという極端な意見も散見される中で、完全に同意はしないけれど、それらがグローバルに実利ベースで動く中で、完全に否定もできない状況にはなってきている。SNSをやらなければ、という強制的なノリみたいなものは、

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ヘアスタイルを魅せる人物撮影のコツ

先日、美容師・サロン経営者のための人物撮影講習を担当させて頂きました。 限られた店舗スペースでヘアカタログ写真をいかに表現するか。 ・人物撮影のカメラ基本設定 ・自然光の使い方 ・定常光を使う時にやりがちな失敗 ・iPhoneでの人物撮影のきほんのき ・ヘアカタログとポートレートの境界を探る ・屋外撮影実習 美容師さんに向けての講習でしたが、フォトグラファーにとっても基本的な内容になっています。 https://twitter.com/tokimarutana

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ライカで撮影システムを組む時に考えること

別にライカじゃなくても良いんだけど、と思いながらも一度使い始めたら、全然ライカから離れられない。その撮る質感を知ってしまって、あらゆるプラスティックな質感のデジタルカメラをカメラとは思えなくなったような人たち。実際にそういう人たちが多くいる。そしてそういうブランディングの狂気がライカにはある。「ものづくり」よりも、ブランディングが先立ってはいけないが、両者をバランスよく両立出来ているメーカーは少ない。ファッションブランドならまだしも、カメラメーカーには正直皆無といっていいだろ

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交換レンズよりも先に三脚を手に入れる理由

「今ある撮影機材にレンズを追加するよりも、良い三脚を一本持て」と写真を始めた頃、言われたことがある。今ではその意味がわかるし、実際それはその通りだと思う。今回は改めて三脚の話し。 写真やカメラを始める時、まずボディ1台にズームのセットレンズか、単焦点レンズを1本揃えるだろう。それで次に何を買うのか。僕はそこで、もう1本異なる焦点距離のレンズを買うよりも、三脚を手に入れることを勧めたい。(あるいはクリップオンストロボでもいい、というのが正直なところだが、ここは今回の話の流れ上

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Adobe Creative Cloudは必要経費なのか

Adobe Creative Cloudにすっかり慣れてしまった。 パッケージ版からの切り替え当初は、他のツールや業者との互換性の問題で、あえて古いバージョンで回しているプロが数多くいた。そうでなければ仕事ができない状況だったからだ。 書き出しのバージョンを選べるようになってからは個人クリエイターたちが率先してクラウド版を使うようになり、企業や制作プロダクションがそれに追従する形になり、気がつけばみんなでクラウドへの移行が完了していた。これはアドビ社にとっては歴史的変化だ

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ポートレート撮影に潜在するリスク

ポートレートと一口に言っても、友人や恋人を撮るものから、撮影会レベルのモデル、ファッション専門のモデル、俳優やタレント、様々なものがある。 ここではとりあえず人物が写っている写真を「ポートレート」と定義してみる。 あらゆるポートレート写真には(ポートレート以外にも)肖像権の問題が潜在する。今回は実際に仕事で写真を撮っていて直面する人物写真におけるリスクを共有してみたい。 まずは最近のエピソードから。

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同じレンズで撮り続けることの利点

単焦点レンズを使い続ければ写真が上手くなる、なんてよく言われる。アシスタントの時は先輩方からよくそのような話を聞いたし、写真雑誌などでもよく同じようなことが書かれていた。 確かに、上手くなりそうな気はする。しかしそれを証明する手立ては無いし、そもそも写真の上手い下手とは一体何なのだろうか。 そしてそのような文脈で語られる時、なぜ決まって単焦点レンズばかりが持ち出されるのだろう。24-70mmのズームレンズではだめなのか? 思えばこれまでも単焦点レンズを好んで使ってきた。

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フォトグラファーの持続可能モデル

先日、仕事で関わっていた映像ディレクターが所属していた制作会社を退社して、新たにブランディング領域での活動を開始した。退任の挨拶の時に言われたのが「これからのクリエイター像はますます多様になるのでマネジメントも難しくなるね」というようなことだった。 確かに、クリエイターはますます多様になっていく。同時に、写真だけで食べていくにはますます難しい時代になっていると感じる。 インフルエンサーやモデル自身が撮影するという流れが2016年ごろから始まって、現在40歳以上の経験のある

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撮影者の家計簿考察 2021

自分のやりたいことで稼ぐことがまず前提で、最初はそこを目指すべきだと思う。そのようにして生きてきた。 やりたくない仕事やつまらない会社に入って愚痴を垂れ流していては、人生がただ過ぎていくし、魂も死んでしまう。 次に、やりたいことである程度稼げるようになったら、その中でプロジェクトの優先度や、収益効率を考えていくことになる。 ここ日本では金の話は敬遠しがちだけど、誰もが金を稼ぐために仕事をしているし、仕事をするため(生きるため)に金を稼いでいる。稼ぐことはそれが悪い仕事で

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フォトグラファーのウェブサイトの考え方

長らく放置していたウェブサイトを更新しました。 最近は様々なSNS、特にフォトグラファーであればインスタグラムがプロモーションツールとして活用できるので、ウェブサイトの重要性は随分下がっています。 オンデマンド制作を行っているブランドや、個人クリエイターもサイトは持たず、SNSとECプラットフォームだけで活動している人は多いです。必要なことはサービス側が全て行ってくれるのでとても便利で、誰にでも個人で活動することに開かれた時代です。 そのような時代にサイトを作る意味はあ

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フォトグラファーのPC選び、必要な条件と購入のポイント

写真がデジタルになり、PCはカメラと同じくらい重要な機材となりました。 デジタルでのワークフローを行う上で、カメラ・PC・ソフトウェアをトータルで考えることが、作業を効率的に行うために重要になってきます。 写真編集を行うには、Mac一択、というのは多くの人が思っていることかもしれません。 しかしMacを使う上で、なんとなく使っているという人が多いのではないでしょうか。フリーランスの場合はPCを経費として計上できるので、どのスペックを買えばよいのか、どのサイクルで買い換え

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フォトグラファーアシスタント戦略

これまで、プロのフォトグラファーになるにはどのようなキャリアを辿るのがよいか主に下記マガジンで書いてきました。 僕がアシスタントをしていた時代よりも、今は更に写真の仕事の細分化が進んでいます。 撮影ジャンルが細分化しているというよりも、広告やサービスのあり方が多種多様になっているため、それに合わせるように、写真ビジネスのあり方も変わっているというのが実感です。 どういうフォトグラファーになるかというのは、どんなアシスタント時代を過ごすかで決まると思います。 最も、今は

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