東京都内で5万以下で引っ越しする方法
引っ越し、と言うとネガティブで大変なイメージが浮かんでくる人が多いのではないだろうか。確かに書面上に生じる様々な手続きはめんどくさい。それに加えて、自分の荷物を詰めて、また新居を整えて、と、まあ大変そうだ。そして住む場所が変わるのだからご近所付き合いとか、人間関係も変わる。そういうこともストレスになる。そう考える人が大半だろう。
持ち物が少ないので、自分にとって新たな家に引っ越すことは、少し長い旅行でホテルに長期滞在するようなもの。
思い立てば今回のように、一日で荷物を詰めてその日のうちに引っ越しができる。(当日住まわせてくれる物件を見つけるのはなかなか困難だが)
書類上の変更だけは面倒だけど、他は旅の延長線上にあるもので、全く苦ではなく、むしろ楽と自由への転換点でしかない。
これまで東京で何度も引っ越しをしてきた。その数、15年で8回。ペースで言うと二年に一度くらい引っ越ししていることになる。(余談だが村上春樹も同じくらい引っ越しが多かったらしい。)
都内での引っ越しは家賃相場と契約相場みたいなものがおそらく地方よりも高くてお金がかかる。僕の感覚値でだいたい初期費用が35~50万。平均ををとって40万だとすると、8回で320万。320万円あれば世界一周くらいできていたのになと思う。
しかし、8回も引っ越しをすればリーズナブルに引っ越す方法がわかってくる。幸い幼馴染の友人が敏腕な不動産営業マンで、独学に加えて彼に多くの業界ルールを教わった。
それで最初は50万くらいかかっていた引っ越し費用を、引っ越しの度に減らしていって、今回は44,380円で引っ越しをした。もう一度言う、初期費用全て含めて44,380円だ。そのうち保険料が15000円で現金払い。29380をカード決済して、まるでちょっと良いホテルに一泊したような雰囲気で僕の引っ越しは終わった。
おもしろいことに、引っ越し費用を下げる度に部屋のクオリティが下がるのかと思いきや、逆に部屋はどんどん良くなった。クオリティが上がったというよりも、自分が求めている条件を満たす部屋を探せるようになった、というほうが正確か。
まるで怪しい情報商材を売るかのようなリード分だけど、今回は初期費用44,380円で引っ越した僕の実際の方法を全て記す。気軽に読んでください。担当してくれた不動産屋の方が素晴らしくて、彼の提案がなければ成立しなかった。多くに知られると彼らの不利益になることを考慮して有料noteとさせてください。
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