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【登校拒否の原因は私】

自閉症スペクトラムの竜ちゃん
今週の水曜日から
「もう学校には行きたくない」と言って
お休みしています。

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理由は2つ。
・授業が(わからないから)楽しくない
・先生にキツく言われてイヤな思いをした

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本人から聴いた話だけでは
よくわからないので

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その前日の朝、欠席の連絡を入れた時に
担任からも詳しくお話を聴きました。

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給食のおかずを持ってくる持ってこないで
揉めたようですが

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それぞれの立場で言いぶんがあり
どちらが良いとか悪いとかではなく

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先生からすると
「自分で出来るならやってと促した」

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竜ちゃんからすると
「これまで先生が持ってきてくれてたから
今回は持ってきてもらえず納得できなくて
動かなかった」


細かいやり取りはさておき、
状況はそんな感じ。


そして“授業が楽しくない”に関しては
単純に3年生の授業が難しく感じる上に

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4月の長期欠席を強いられたことで
ついていけなくなっている。

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徐々に気持ちがしんどくなって来たところへ
“もうイヤだ!”と感じる出来事が重なり
結果、「学校行きたくない」になってしまった。

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私は今回のことで
自分の心に色々問いかけてみた。

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過去の私なら
先生の対応を責めていたかもしれない。

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けれど、起きる問題、出来事はすべて
自分への課題として起こる。

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学校は学校側としての、
先生は先生としての立場で
今回の出来事に向き合う課題があるだろう。

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その、他者の課題を私が
“あーするべきだ”とか
“こーするべきではない”とかって
考えてしまうと、問題はこじれる。

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私はまず何故この出来事が起きたのか?
を自分に問いかけた時

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#子は親の鏡

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がやっぱり出てきて
私の心を竜ちゃんが体現している、
と捉えた。

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なぜなら、私は
義務教育そのものを否定しているからだ。

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学校が悪い、先生が悪い、というのではなく
義務教育そのものが
子供の可能性を潰してしまう。
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そう感じているから。

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お友達と関わり合い切磋琢磨することや
ゆずり合うこと、マナーを守るなど
必要なこともたくさんあるけれど

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あらゆるルールで
“〜しなければならない”概念が備わり、

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やりたいことをやる、自由な発想を持つ、
自分の好きを極めるといったことは
学校の環境ではなかなか実現しない。

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得意不得意も成長スピードも
好きなことも性格も
みんなそれぞれに個性があるのに

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あれはダメ、これもダメと決められて
だんだんと自分の意見が言いづらくなる環境。

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私が小中学校をそういう目で見ているから
このような事になったのだ、と思う。

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だから、竜ちゃんの不登校は
一見困った出来事のようで
私にとっては“叶っている”状態。

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不登校を望んだわけではないけれど
「この環境にいちゃマズイ」という
潜在意識が叶える力の大きさに気づく。

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先生方は、竜ちゃんの勉強の遅れが、
さらに休んで遅れることを心配していた。

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でも竜ちゃんは
いつも笑顔で、自分を愛せていて
人にも愛されて、幸せを感じている✨

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「3年生は3年生の勉強をしなければ」
という考えは私には無い。

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つくづく、“子供がのびのび生きる”ことが
何よりも大切なんだけどなぁ···と感じる。

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誰が良い、悪いでも
正しい、間違ってるでもない。

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学校へ行ってもいいし
行かなくてもいい。
起きていることはすべて必然😊




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