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【天秤座の土星】容姿などに対するコンプレクッスを抱きやすくなる.

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占星術研究家である鏡リュウジ先生は
『鏡リュウジの占星術の教科書1』のなかで

「土星は制限や限界を司る星であり、
 強い自分を作るための力を与えてくれる星」

「土星の力をしっかりと発揮すれば、
 あなたは試練と出遭ったとしても、
 決して恐れることなく立ち向かい、
 痛みや苦しみを乗り越えて、
 成長することができます」と書かれています。



しかし、土星星座から目をそらしたり、
逃げ出してしまうと、
それはコンプレックスとなって残るものなんですね。

そう考えると、土星星座から
「自分のエネルギーを注ぐポイント」もみえてきます。

土星星座って、やっぱり痛いんですけど、
でも、未来からのメッセージかなと感じています。

僕は困難に立ち向かうこと自体、
イエスともノーとも言えないのですが、

「必要で、生産的な努力」と
「不必要で、非生産的な努力」、
このふたつがあると思っています。

だから、一概に「努力は美徳」だとも思わないのです。

大切なのは
ポイントを見極めていくことではないでしょうか。

【てんびん座の土星について】

鏡先生曰く
「美的感覚に優れたてんびん座に土星があると、
 容姿などに対する
 コンプレクッスを抱きやすくなります」と。

では、そもそも「美的感覚」とはなんぞや。

辞書で調べると、美しさを感じ取る感覚のことで、
美的センスだとあります。

では「美しさ」とは・・・。

辞書には
「色、形、音などの調和がとれていて
 快く感じられるさま」とか

「人の心や態度の
 好ましく理想的であるさま」とあります。

また「きちんとしていて感じがよい」、
「清らかでまじりけがない」と、

そのような意味もあるんですね。

例えば、ファッションを例にとるなら、

今までは雑誌やマスコミが「美しさの理想」を
リードしてくれていたのかもしれません。

少し穿った言い方をするなら、

「次はこれがいいよ」と「基準」を作り上げるように、
情報をコントロールしていたのかもしれません。

「美的感覚」=外からの情報 〉個人の感性。

そのような方程式になっていたと思うんです。

ただ、この数年は、
個人でも情報を発信しやすくなっているため、

いろいろな角度から
「美しさの基準」へふれやすくなっています。

つまり、基準がひとつではなく、
桁違いにふえてきているということですね。

これは時代のよい側面でもあり、
問われる側面でもあります。

つまり「あなたは何を選ぶ?」という問いかけです。

人っておもしろいもので
「好きなものを選んでいいよ」と言われると、
意外と選べなかったります。


選択肢が3と100では、
決断速度は全然変わってきます。

ここで、問われてくるのが、
どの価値観へ共感できるのかということ。

共感できるかどうかは、シンプルなハナシ、
自分のなかに相通ずる価値観があるかどうか。

自分なりの「美しさへの価値観」、
美学や美意識と言い換えてもいいかもしれません。

自身の美学、美意識が伝わってくる方には、
なぜか惹きつけられるものです。

その人の容姿や外見は、意外と二の次になるもの。
これはSNSでも明らかです。

どれだけ、きれいな人、かっこいい人でも、
自分のストーリーを熱く語ることができる人には
かなわない時代に入ってきていると思うんです。

これは優劣を言いたいのではなく、

まわりが受け入れやすい、
わかりやすい価値観以上に、

少しくらい尖っていても、
熱を帯びている個人の
美学や美意識を語ってもいい時代。

自分のコンプレックスだと感じていたところこそが
美学や美意識になると思うんです。

生き方への共感こそが、
新しい時代のイメージなのかもしれません。

土星にてんびん座がある方こそ、
ご自身の美学や美意識を叫んで、
いい意味で尖ってはみ出してみてほしいんです、

僕はそう感じています。


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