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【双子座の土星】情報に遅れたりすることへ怖れを感じやすい.

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占星術研究家である鏡リュウジ先生は
『鏡リュウジの占星術の教科書1』のなかで

「土星は制限や限界を司る星であり、
 強い自分を作るための力を与えてくれる星」

「土星の力をしっかりと発揮すれば、
 あなたは試練と出遭ったとしても、
 決して恐れることなく立ち向かい、
 痛みや苦しみを乗り越えて、
 成長することができます」と書かれています。



しかし、土星星座から目をそらしたり、
逃げ出してしまうと、
それはコンプレックスとなって残るものなんですね。

そう考えると、土星星座から
「自分のエネルギーを注ぐポイント」もみえてきます。

土星星座って、やっぱり痛いんですけど、
でも、未来からのメッセージかなと感じています。

僕は困難に立ち向かうこと自体、
イエスともノーとも言えないのですが、

「必要で、生産的な努力」と
「不必要で、非生産的な努力」、
このふたつがあると思っています。

だから、一概に「努力は美徳」だとも思わないのです。

大切なのは
ポイントを見極めていくことではないでしょうか。


【ふたご座の土星について】

鏡先生曰く
「知的好奇心の強いふたご座にある土星は、
 情報に遅れたりすることに怖れを感じやすい」と。

では、そもそも、「好奇心」とはなんぞや。  

好奇心。それは物事を探求しようとする
根源的な心のことなんですね。

かつ、ここがポイントだと思うんですが、
そのスタンスは、当然「自発的」だということ。

知識に対しての自発的なスタンスそのものが
知的好奇心ということになります。

ただ、知識というものは、
この世界には無限に存在しています。

学校の授業で得るものから、
社会に出て仕事から得るもの。

人から得たり、経験から得たり。
書店に並んでいる書籍だって、
すべてが知識だと言ってもいい。

それこそ、
知識の存在がないフィールドってない・・ですよね。

あまりにも広範囲すぎて
「こっちは知っているけれど、そっちは知らない」、
そんな感覚は自然です。

そこを「知ったかぶり」してしまうと、
きっと窮屈になっていくんです。

だったら、知識を求めていく意義って、
結局何なんだろうと考えてみたんです。

優越感を持ちたいから。議論に勝ちたいから。
まわりから優れていると思われたいから云々。

この感覚が悪いとは思わないんですよ。


ただ、この感覚になってしまうと、
いずれ、どこかの地点で
求めていくことを止めてしまう気がするんです。

疲弊していくからです。

知識を求めていく意義って、
結局は「自分自身のため」だと思えるかどうか、
ここがポイントになってくるのかなと。

たとえ、仕事で必要な知識だとしても、
結局は「自分がほしいから」と思えているかどうか。

これは自己中な考えとは少し違っていて、

本来の知識の意義は、自分自身の価値観を
浮き彫りにさせるところにあると思うんですよ。

だからこそ、
自分のために積み重ねていった知識は美意識となったり、
美学へと変わっていくんです。

知識を入れていくことによって、
自分のなかの見えなかった部分へ

言葉が与えられるようになり、言語化して、
まわりへ伝えることができるようになる。

自分の思考や感性の細かい部分まで
言語化しようと思うなら、知識の量は必須です。


知識なんてものは、
目の前にいくらでも拡がっています。

重要なものから軽いものまで、
馴染みあるものから珍しいものまで。

はじめから選り好みしなくてもいいんです。

ただ、ある時点から、
自分が知識を入れている意義は
感じていたほうがいいのかなとも思います。

知識をただ追いかけていくだけでは、
実はどこにもたどりつかないから。

ネットサーフインが虚しくなるのは、
こういうことなんですね。

知識を得ていくのは、あくまでも
自分の価値観を言葉にして伝えるため。

そして、それこそが
より深いコミュニケーションを創り出すことへと
つながっていくからなんですよね。


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