目玉焼きの魅力を語ろう。
目玉焼きはうつくしい。
🍳目玉焼きならではのライブ感
黄身と白身を混ぜてしまう玉子焼きやオムレツと違い、白と黄色のコントラストが楽しめるそのビジュアル。
茹で玉子も色合い的にはおなじなのですが、食べるときに箸を入れると、とろりと黄身が流れ出すあの感じは、目玉焼きならでは。
茹で玉子も半熟にできますが、目玉焼きのそれには、茹で玉子にはない、流れ出す黄身のライブ感がある気がします。
🍳脇役だけど存在感
そんな目玉焼き、卵という素材のせいか、奥ゆかしい立ち位置に存在している気がします。
というのも、主役になるとしたら、それは朝食という1日でもっとも軽い食事の舞台であって、昼や夜は脇役になりがち。もちろん脇役といっても、存在感はじゅうぶんです。
ほら。目立ちますよね。ビジュアル的には、主役を食ってます。
🍳目玉焼きのじょうずな焼きかた
そんな目玉焼きをうまく焼くつくりかた。
まず、用意するのは卵が広がったとき、丸い形を保てるくらいの小鍋を用意するのがポイント。
ちょうどこんなくらい。白身がうまく、丸くなってます。
蓋をして、弱火で蒸し焼きに。このとき、水を入れるレシピもありますが、蓋をするだけできれいに焼けるので、自分は水なしで蒸焼きしてます。
白身の端がカリカリとした感じになって、黄身の表面に膜が張るくらい焼けばいい感じ。黄身はとろり半熟に焼き上がって、最高の目玉焼きの誕生です。
🍽️今回の主役はポークソテー
さて、そんな目玉焼きを添える主役を準備しましょう。
今回はポークソテーにします。包丁の背で叩いた豚肉の脂の部分に切込みを入れて、焼いたときに身が反り返るのを防いでおきます。
🔥ポークを焼きます
油を敷いて火にかけたフライパンに、煙が立ってきたら、弱火に落として豚肉をいれます。
焼き色がついたら返して、スライスしたにんにくもフライパンへ。
油をかけながら、じっくりと火入れしていきます。
焼き加減は、お肉を指で押してみて、しっかりと弾力を感じたらOK。アルミホイルに取ります。
あとは包んで10分ほど。余熱をじっくり回しつつ、肉汁を落ち着かせます。
💧ソースの準備
その間にソースを準備。
💧ソースの材料
・ウスターソース…大さじ1
・醤油…大さじ1/2
・砂糖…大さじ1
・ケチャップ…小さじ1
・おろししょうが…小さじ1
・おろしにんにく…小さじ1
材料をボウルに合わせます。
ポイントはウスターソースのスパイシーかつ複雑な旨味。砂糖も足して、甘めに仕上げるのがおいしいと思います。
お肉を焼いたあとのにんにくの残ったフライパンにいれて、軽くひと煮立ちさせます。
🐽肉汁ゲッチュー
そうこうしている間に、お肉もいい感じ。開いてみるとほら。
肉汁がホイルに溜まってます。これももちろん旨味。ゲッチュー、逃しません。
ソースのフライパンに投入です。
お肉はこんな感じで切り分けます。
肉汁をプラスしたソースを再加熱。
🐽ポークソテー完成です
お肉を盛り付けました。ソースをかける前は、なんだか白くて愛想がない感じ。
でもそこに、ほら。
ソースたっぷり、おいしそうな仕上がりです。
しかし、今回はここで完成ではありません。もちろんおわかりですね。
🍳目玉焼き登場
目玉焼きどどーん。一気に彩りがよくなりました。
洋食屋さんのひと皿のような仕上がりです。
そして食べるときは…。
😋リッチな黄身の魅力
これこれこれ。黄身を崩して、からめつつ。
この黄身を崩すタイミングはお好みですが、目玉焼き添えのお皿の一番盛り上がる瞬間です。
最初はまずそのまま食べて、目玉焼きも端っこのカリカリした白身だけ食べて、そして残り半分くらいを迎えたところで黄身を崩すと、味変効果も楽しめておすすめです。
黄身ってリッチな味してますよね。一気にコクが増して、そしてまろやかさが加わる、そんな味わいです。
🍳もうひとつの焼きかた
目玉焼きを焼くとき、蒸し焼きではなくもうひとつおすすめの焼きかたが揚げ焼き。
油をすこし多めに熱して、卵を割り入れたら小鍋を傾けます。ちょうど卵を油の中に浮かべるような感じでじっくり焼くと、白身がカリカリとした感じになりやすくて、この方法もお気に入りです。
🍳目玉焼き写真集
目玉焼きは彩りの効果、味変の効果、お皿にあると嬉しい存在です。
こんな感じでベーコンエッグにすれば、朝ごはんに嬉しいひと品に。このときはもちろん、食卓の主役。相棒はトーストでもよし、ごはんでもよしの万能選手。
そしてトッピングとしても大活躍。
焼きそばの上に輝く目玉焼きの存在感。
ナポリタンの上でも同様に。
そして定番中の定番。それがこの組み合わせ。
ハンバーグ、目玉焼き添え。子どもも大好き、おとなもバンザイの洋食屋さんの王道コンビ。
みなさんは、目玉焼きといえば、どんなメニューのお供をする姿が浮かびますか。
お皿の上で白身と黄身が輝きながら、メインの料理を引き立てる。そんな目玉焼きの魅力、みなさんと語り合ってみたいものです。
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