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脳卒中後遺症介入を学びたい!オススメ本3選

relief 作業療法士 平松です。
今回の記事は、作業療法士14年目になる私が個人的に下記のようなお悩みを抱えている方々…

✓ 脳卒中後後遺症介入について悩んでいる
✓ 脳卒中後上肢麻痺や歩行障害に対してどのような介入がいいの?
✓ 脳機能が複雑で理解が難しい…

にオススメした本をご紹介したいと思います。
新人の方や、法人内の参考図書としての購入も非常にオススメです!
よければ参考にしてみてください。

1.行動変容を導く!上肢機能回復アプローチ 脳卒中上肢麻痺に対する基本戦略


最初にご紹介させて頂く本は、CI療法、またCI療法に関連する領域での臨床や臨床研究をされている、作業療法士さんが編集されている本です。

内容としては、

✓ CI療法について
✓ CI療法のエビデンス
✓ 脳の可塑性
✓ 課題指向型アプローチとは
✓ 課題指向型アプローチの練習課題の設定
✓ 上肢機能の評価 など…

について説明してくれています。

まとめると、上肢機能回復に繋がる根拠や脳の可塑性、上肢機能回復に重要な神経科学や課題設定などを学べる本です。

脳卒中上肢麻痺に関わる方は、目を通しておいたほうが良い本かと思います!



2.脳卒中の動作分析 臨床推論からアプローチまで

次に紹介させて頂く本は、ボバース療法を中心に自費領域での臨床やSNS発信などをされている、作業療法士さんが著した本です。

内容としては、

✓ 動作分析と臨床推論の重要性
✓ 起居動作、立ち上がり、歩行などの動作パターンや筋活動
✓ 上肢操作に関わる神経機構や手の役割
✓ 動作における評価と介入方法

について説明してくれています。

イラストが多く使用されていたり、実際の介入方法を写真を用いて紹介してくれていたり、症例を通して介入前後の比較など、臨床に応用しやすいように工夫がされています。

脳卒中後遺症の介入に重要なことが、基本動作、歩行、上肢操作において網羅できる本になっていると思います。


3.神経システムがわかれば脳卒中リハ戦略が決まる

最後に紹介させて頂く方は、セミナー活動や臨床、臨床研究をされている理学療法士さんが著した本です。

私はこの方のセミナーに参加したこともあり、とてもわかりやすく、雰囲気の柔らかい療法士さんでとても印象強く残っています。

内容としては、

✓ 脳の局在の働き、神経ネットワークが理解しやすい
✓ 脳画像(CTなど)やイラストが豊富にあり、脳画像を参照しながら病態が整理しやすい
✓ 脳画像の診方を、ポイントをおさえて学べる
✓ 運動麻痺、感覚障害、姿勢障害、歩行障害などの神経ネットワークを分類して説明

といった内容となっています。
約2年前に発売されており、比較的新しい文献でとても見やすい!わかりやすい!という印象を受けました。

以上3冊が私が独断・偏見でオススメさせて頂く書籍となっております♪
よければ、是非一度目を通してください!

また、まだ発売前で私が気になっている本もご紹介させて頂きます。
一番最初に紹介させて頂いた作業療法士さんが著した本で、表紙のデザインも今までの医学書と違い興味を惹かれる本です。


最後に…
今月末には私たちが脳卒中後遺症に関わるセミナーを開催させて頂きますので、よければこちらもご参加頂けたらと思います。
現在2-3名の方にお申込み頂いております。
⇩詳細・お申込みはこちら⇩


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