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no.3-2 関係性の質を上げるDialog戦略・・・「信頼の心地に入るワザ」

みなさん、こんにちは!
ただでさえ重だるい話題に気分が沈んでいるところに、今年の梅雨は長く続き甚大な被害も発生しています・・・

早く真夏の強力な🌞の紫外線で、コロナウィルスを一掃し吹き飛ばしてほしいものです。

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7/23の東洋経済ONLINEにこんな記事が載っていました。
<口うるさい親がとるべき3つの対策>
1)勉強についての口出しをやめ、代わりにたくさん”雑談”する
2)子供の長所をさらに伸ばすようにする
3)親自身が自分の人生を楽しむことに意識をおく

上下関係のない会話を通じて親子の信頼関係をつくるとも述べられています。
信頼し褒めて楽しむですね!
自宅リモートワークでお子様にイラついている親御さんだけでなく職場管理職の皆さんにも言えます^^ たくさん雑談してください!


1.そもそも信頼関係とは何だろう
わざわざネットで検索しようとも思わないけど、チコちゃんに叱られそう^^
答えは、相互に安心して感情を交流し開放的に振る舞え、無意識で共感と共鳴が成立している、そんな関係性だと思います。

2.信頼関係の意味
思考を重ねて言葉をかけて通じ合おうとしても、信頼関係がなければ言葉は全く無力です。
信頼関係は作るものではなく、思い出すものと捉えたほうが真理に近いかもしれません。
信頼関係は、人類の脳に設計された神経生物学的機構であり、「私たちは決して孤独ではなく、互いに深く連結するように生物学的に配線され、進化的に設計されてきた(ミラーニューロンの発見 マルコ・イアコボーニ著 ハヤカワより引用)」ものと思います。

3.信頼の心地に入るワザ
信頼の心地を呼び込むのに時間は必ずしも必要ではありません。
信頼関係を一つの生存戦略とみた場合、素早く共感と共鳴(安心・安全)の可能性を感じ取れる必要があるからです。
信頼は言葉で語り尽くせない暗黙的な無意識レベルにある感覚(プログラム)です。
使い方を一部簡単に紹介いたします。

(1)マッチング&ペーシング(初雑談のケース1)
以下は、通常意識しなくてもできています(盛り上がった会議、飲み会を思い出してください)。
チェックして、出来ていないところを修正してみましょう!

①最初は適切な間隔をとる
最近はソーシャルディスタンスですが、平時はパーソナルスペースを大事にします。
オンラインでは、出来るだけ相手方に情報を提供する(胸全体から見えるように)ことに努めましょう。最初は少し遠くに居てください。
個人差があるので、相手の反応を確かめながら座る位置を決めます。

②外見のミラーリング
表情、仕草などの視覚情報がまず伝わります(メラビアンの法則)。
「同じだよ」の安全メッセージ。
・座る姿勢を合わせる(間違ってものけ反らないで・・・)。
・動きを合わせる
  頚の動き、手の動き、飲む食べるのタイミング。
  (腕を組む等=対立の構図になるケースに注意)
  特に、頷きは大事。
・表情と仕草をセット(態度)を合わせる。

③感覚のマッチング
「居心地」の安心メッセージ(違和感を無くす)。
・呼吸を合わせる
  ピッチ、深さ(見せることを意識する必要はありません)。
  相手がイライラしてピッチが速く、浅いときでも、まず合わせます。
  落ち着かせようとして、逆の動きをすると逆効果になります。
・話すスピードを合わせる(声の高低、間隔、大小も含む)
  頷きとセットです。

④言葉のマッチング
受容と共感を交換します。
・no.1のc)を参照ください。
  伝え返しの仕方です。

(2)リーディング(初雑談のケース2)
相手がイライラしているとき等の信頼関係が見えてこないパターンの場合
(以外のケースはリーディングは不要です、盛り上がってください^^!)
合わせることから、リードすることに進みます。

①座る位置間隔を近くにしてゆきます。

②外見のミラーリングは、そのまま継続します。

③感覚のマッチング&④言葉のマッチング
・「居心地」の安心メッセージが大事です。
  呼吸のピッチを徐々にペースダウンします。
  話すスピードも併せてペースダウンします。
  間を作って、深呼吸⇒ペースダウンすると効果的です。
・伝えたいメッセージを贈る(贈り物です)。
  no.1のc)を参照ください。
  このプロセスを使うと、相手方に気付きが起きます。「この人の話も聴いてみよう」と。
  それが雑談にある「興味・共感」の始まりです。

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