そういうこと

先月、とあるセッションを受けた


全財産5万円のわたしにとっては
その1セッションは大金だったし
そんな余裕ないだろ、何してんだばか
つべこべ言わず働け、稼げ
いつまで寝てんだ、怠けるな

と頭の声に幾度となくぶん殴られながらの
清水の舞台から飛び降りる体験となった

かなり前から受けてみたかったから
叶えてあげたかったし
10年前に独学でかじったもののさっぱりだったので、やっぱり専門家の“見立て“を知りたかった

結果、めちゃくちゃよかった
舞台、飛び降りた自分に拍手したし

やっぱり気が滞っていたのだな〜と実感したのは
笑えるほど便通がよくなったこと

まあその1週間後に、
いのちを削られる出来事が起こってしまい
少し光が見えた場所から
さらなる闇へと堕ちてしまうのだけれど…

それは置いておいて…

そのセッションは
かなり激しめの“心臓マッサージ“となったわけで
瀕死だったんだな、もう何年も、
ひょっとしたら10年以上も…と改めて気づかされたし

「回復してから歩き出すこと」

「自分を満たしてあげること以外にいまのあなたに必要なことは何もない」

と言われて、良くも悪くも自分はその状態なんだなと“やっと“客観視できた機会にもなった

なんとかしたくて
脱したくて

救いや導きを乞うように
必死でSNSや本で他者の学びや感性を摂取していたけれど

それらはいまのわたしには全く必要のないものだった

そりゃ苦しくなって当たり前だったし
その“反応“は、怠惰でも認知の偏りでとなんでもなくて“正しい反応“だった

それすら認められなくて
ずっとそれじゃだめなんだって叱り続けていたから

あ、なんだ〜やっぱりいつだってわたしは感覚“鋭敏“じゃないか！と実感した

「大丈夫、わかってるから」と
7年間ずっと言い続けてくれていた師匠のことば
やっと1ミリだけ実感できたよ

…とまた脱線してしまったけれど、

文化、美、小説や詩、芸術

そういったものに触れてください、とアドバイスをいただいた

いまのあなたに必要なのは
他者や有名な人がいう“自己啓発“ではないです
そんなもの要りません
入れては、なりません

もっと“美しいもの“、“美“に触れてください、と

「満たす」って感覚がよくわからなくて
どんな風になればそれは「満たされている」っていうんだろうか…

なんてまーた頭であーだこーだうるさいんだけども

ふと今朝

「癒やし」っていうワード✍️が浮かんだ

なんか今まであえて避けてきた癒やしっていうことばが、ふと、浮かんだ

そしてそのときすごく、からだが軽くなったし、ほんのり明るくなった

いまのわたしに必要なのは「癒やし」

自己探求や、自己分析、目標設定の段階ではない

わたしは実存レベルで悩んでいるのではない

生存レベルで頭を抱えているのだと
やっと気づくことができた

気づくことができたけれど
まだまだ認める、まではいっていないと思う

一歩ずつだね…

進みの遅さにどうしてもうんざりするけれど、
その一歩の積み重ねを大切にしていけるといいな


癒やしていくことが、
満ちていくことに繋がるといいな