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息子のこと

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息子には発達障害があります。診断名は自閉スペクトラム症。さらにはそれに伴う神経症。学校には行けなくなりました。全く行けなくなって2年が経ちました。このマガジンでは、不登校になった…
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#ASD

我が家にとってゲームとは。

我が家にとってゲームとは。

こんにちは。我が家はゲームがそこそこ好きな母とゲームがないと生きていけない息子と、そんな私たちのプレイ事情を我関せずとping値を(動画視聴で)上げまくる娘たちで構成されています。パパはゲームをしない人で、私はパパからすると「ゲーマー」なのだそうですが、私なんかがゲーマーを名乗るのはおこがましいと感じてしまいます。

さてさて、本日、nintendo switchで待望の「あつまれ どうぶつの森」

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息子12歳になりました

息子12歳になりました

先日、息子が12歳になりました。12年前、二十四節気の一つ「啓蟄」の日に息子はお腹から出てきました。とりわけ育てにくい子であったのですが、初めての育児でその育てにくさが異常なものなのか、自分では判断がつかなかったな。

時々感じる違和感はてんこ盛りでしたが、息子は言葉も達者(すぎるほど)でしたし、当時、発達障害に関する情報は今ほど出回っていなかった。育児情報誌で時々見かける「発達障害」の文字も、自

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背徳のキュウリ

背徳のキュウリ

いろいろなことを時系列で書くつもりでいたのだけれど12年分を時系列ってかなりの長編。それよりも、思い出や最近の出来事を行ったり来たりしながら、発達障害特性を持つ子どもとの、いっぷう変わった日々を綴っていこうかな。

んー、でも。

変わってるのかな?発達障害と診断される人は、今の世の中では少数派に属しますが、私にとって今いちばん一緒に過ごす時間が長いのが息子で、さらにその息子と平和に過ごすためには

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いろんなことがあったけどみんなもとに戻っていく

今日のタイトルは、私の大好きなスピッツの、「ヒバリのこころ」という歌の歌詞の一節です。

前回のnoteにも書きましたように、とても苦しく、まるで砂を噛み締めるような日々も経て今、彼は自分が不登校であるということを受け入れ、積極的に不登校を選択し、毎日自分なりに楽しみを見出して、生活しています。

2年前に比べ、表情は随分と明るくなりましたし、一度は神経症と診断された心身症状も改善してきました。

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