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居酒屋漫遊記 - ピリ辛メンマ

還暦に手が届く歳になって筋トレにハマった、還暦トレーニーの自分は、居酒屋が大好きだ、と過去のnoteに何度か書いた。最寄り駅近くの、昭和の空気が漂う「和」なお店に焼酎のボトルを預けている。今日のnoteには、そのお店で頼む定番のツマミ3種の3つ目を書いてみたい。

「胃弱には晩酌が一番」と書いたのは、夏目漱石だったと思う。漱石の書には、酒にまつわる描写が多くあり、豚と芋の煮転がしをツマミに正宗を2ー3杯飲む、という感じの文章が記憶に残っている。漱石は、あまり酒が強くなかった、という逸話もあるが、読書と飲酒の話は楽しいものが少なくない、という枕詞で今日のnoteも始めてみた。

さて、本題。

メンマは、麻筍(マチク)というタケノコを、皮をむいて蒸してから発酵させてから天日干しにし、それを水に戻してから煮込んで味を付けたモノだ。中国や台湾で主に食されていたもので、現地では豚肉や野菜と一緒に醤油で煮込んで食べられているのだが、日本に入ってきたときには何故か? ラーメンのトッピングとして広まったそうだ(諸説あり)。

発酵食品であるので、腸活にはもちろん良い効果が期待される。加えて、不溶性食物繊維が豊富に含まれるので、ダブルで腸活に効くと期待爆アガリだ。また、カルシウムが豊富なので、塩分を体外に排出する助けとなり、酒を飲んだ翌朝の浮腫みも軽減される効果も期待できる。

還暦トレーニーの自分が通う和の居酒屋では、このメンマをピリ辛仕立てで出していて、コレがまた酒に合うのだ。コリっとした歯ごたえと、ピリッとした辛みを楽しみつつ、晩酌を楽しむ還暦トレーニーなのだ。

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