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手術終了

還暦に手が届く歳になって筋トレにハマった、還暦トレーニーの自分は、鍵盤断裂の修復手術を昨日受けた。というコトで、今日のnoteにはこのコトを書いてみたい。

手術は朝9:15頃と前日に伝えられ、夕食の後の摂取は水かお茶だけ、ソレも朝の6時までと言う制限だ。朝の6時に看護婦さんが来て、体温・血圧を計り、点滴を刺す。

コノ一本の針から様々な薬が投与されるのだ

元気なのにストレッチャーに横たわって手術室に移動、ストレッチャーから見上げる視界は新鮮だ。手術室は消毒薬の匂い、青っぽい壁と天井。ドラマで観るような、見下ろす観覧席は無い(笑)
通っている整形外科の主治医の先生が執刀前に軽く会釈して、麻酔医を紹介する。『まず緊張を解すお薬から入れて行きますね』と、優しい声が小さく響き、その後、目の奥に圧力を感じて視界の解像度が落ちて、ポリゴン状になり始めたトコロから意識は無いのだ。

意識が覚めたのは13:10頃。病室には時計はない。スマホもGoogle Pixel Watchも手が届く範囲に無い。気づくと隣に看護婦さんがモニターを見ながら抗生剤の点滴を用意していた。痛みや痺れの有無を訪ねられ、いずれも無いが左手の指先に感覚が無く力も入らないコトを告げる。

前日の18:30頃に食べ終えた少な目の夕食から何も食べていない、空腹な訳だ。食べたいモノをあれやこれや並べてリストにしてみたりしながら時を過ごす。

18時を少し回ったトコロでようやく夕食が運び込まれたのだが、医師の許可が取れているか?印が見当たらないらしく、確認が終わるまで約5~10分、御膳は一旦ワゴンに戻されて、腹が鳴った…
出していただいた夕食はサムネイルのモノ。コレを片手で食べる不自由さ。ソレでも人間ってヤツは大したモンで、片手でミカンの皮まで剥いて美味しく頂いたのだ。利き腕が使えているのが幸いだ。食後にはロキソニン。アルコールは無い。

病院にいると、食事が唯一の楽しみだ。左手は装具で固定され、麻酔で痺れているから、何も出来やしないのだ。食事の後は、スマホでNetflixを観賞。海外のサスペンスが好きなのだが、たまたま新作を観始めたら、かなりグロくて停止。国内モノを物色。コレ位が、今の還暦トレーニーにはちょうど良い。

21:40に早々と消灯。コノ位のアバウトさが病院アルアルだろう。途中、腰がダルかったり、装具の縫い目が痒かったり、布団が熱かったり寒かったりで、度々起きてしまったが、久しぶりに時間を気にせずゆっくり眠ることができた。4:30頃左手の感覚が戻っているコトに気付き、自ら指を曲げ伸ばし出来るのを確認できた。実は、もう二度と動かなくなってしまったら… と、怯えていたのだ。左手の指先の力を借りてGooglePixelWatchを右手に装着できたのだ。
嬉しさと同時に、手術をした左肩にヅキヅキと痛みが出始め、麻酔が薄れてきたことを実感したのだ。点滴の麻酔は極少量ずつ投与されているのだが、痛みが強いときは1プッシュして良い、とボタンを渡されている。ソレを使うのはまだ早い。体勢を変えて痛みをまぎらわせる。次に目覚めた5:45に朝のロキソニンを飲んだ。昼のロキソニンまで6時間空けなければならないので、ちょうど良い。6時過ぎに看護婦さんが来て、体温・血圧・採血。そして、麻酔の点滴を残して、他の全ての管がとり離された。あぁ、快感!

朝食迄はあと2時間ちょっと、プロテインでたんぱく質を補給


身体を動かせることを確認、自らトイレに行けるのだ。そしてプロテインを摂取!朝食迄、待ちきれないのと、たんぱく質の枯渇を食い止めなければならない、還暦トレーニーなのだ。

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