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読書継続中 -アラビア太郎-

還暦に手が届く歳になって筋トレにハマった、還暦トレーニーの自分は、読書を継続している。テレビをつけていても空虚だし、静かに本のページをめくる時間は、晩御飯と入浴の合間の大事な息抜きになっている。というコトで、今日のnoteには今、何を読んでいるのかを書いてみたい。

サムネイルに有るように、杉森久英さんの『アラビア太郎』を読んでいる。実在する日本人の半生をつづった小説で、学びとエンターテインメントの両方を感じながら読み進めている。主人公の山下太郎氏は、満州で一財を成すも敗戦で全てを失い、その後、アラビアで石油の採掘権を獲得した豪傑である。杉森久英さんは、「天皇の料理番」の作者でもあり、読者をひきつける力が強いが、いかんせん、文章が古い。百田尚樹さんあたりが現代風に焼きなおして、それを映画化してくれたら面白いのだが…

実は、書店で買いたかったのだが、Amazonでも楽天でも、注文を受け付けていない。古本を探すと、べらぼうな高値がついていて、とても気軽には購入できない。というコトで、地元の図書館で検索し、やっと予約していた本が届いたのだ。こういう良書が手軽に手に取れるようになってほしいなぁ、と切に願う、還暦トレーニーなのだ。

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