4月の振り返り〜バイトを始めた〜

こんにちは、miriです。
みなさん体調はどうですか?

最近私の住む地域では雨が多く、4月にして梅雨なのかと感じるほどです。
雨が降ると気圧で体調が悪くなりがちなのでほんとにやめてほしいんですが、天気はどうにもできないので、市販の頭痛薬などに頼りながらなんとか日々を過ごしています。

4月の振り返りをする上で、一番大きな変化はバイトをやり始めたということです。
私自身ずっと働きたいという気持ちがあって、だけど働くことに怖さもあって、なかなか一歩を踏み出せずにいました。

退院してからも日が浅いし、周りの誰からも賛成はされなかったけど、indeedを見ていてこれならできるかもしれないというバイトを見つけた私は、勝手に面接の予約をし面接を受けました。

家族や主治医には事後報告でした。
早く応募しないと求人がなくなってしまうのではないかと焦っていたため、急いで1人で決めてしまいました。

面接に受かったと家族や主治医に言うと、まだそんなに急がなくていいんじゃないかとか、躁の状態なのではないかとか、また無理して体調が悪くなるのではないかとか、いろいろ心配されました。だけど私はどうしてもやりたいんだという気持ちを伝えて、働くことにしました。

だけど初めの2日ぐらいでやっぱり辞めたいかもという気持ちが出てきました。今までずっと家にいて、横になりたい時になれる状況だったので、いきなり外で5時間も労働することに、体力的なきつさや、仕事を覚えられない焦りなどがそんな気持ちにさせたんだと思います。

だけど今回の私は以前5日で辞めた時とは気持ちの持ちようが違いました。
最初は何もできなくて当然。
間違ってもいい。
最悪クビにならなければいい。
とりあえずバイト先に行けばそれで合格。

という風に自分に課すハードルをかなり低めに設定していました。
そのおかげで、できなくても自分を責めることが少なかったし、不安でも次に行った時にそれを解消すればいいや、という感じで考えられるようになりました。

まだバイトを始めて1ヶ月も経っていませんが、大体の仕事内容は把握しました。
ただまだ1人では不安な部分もあるため、周りの方を積極的に頼るようにしています。

そしてバイトをするようになり、今まで1番自分を責める原因になっていた無職というところが解消し、私はかなり自分のことを認められるようになりました。
さらに、日中にすることが何もなくて落ち込んだり、不安になったりすることも減りました。
本当は働いていなくても自分の存在をそのまま認められるようになるのが夢なのですが、なかなかそこまでは到達できずにいます。

でもとりあえず今は無理なくバイトに行き、自分の存在や自分のやることに少しずつ自信がついてきています。
主治医からは、今は躁状態ではなく、健康な状態で元気を自家発電できてきてるねと言われました。
とても嬉しかったですし、私でも働ける環境があるんだと気づくことができました。

最近は不安で涙が出ることや、希死念慮に襲われることもほとんどなくなり、自分はもう寛解したんじゃないか?と思うこともあります。
しかし主治医から元気になっても半年から一年は今の薬を飲み続けてもらうと言われ、やっぱり寛解まではまだ遠いんだなと感じましたし、今は薬を飲んでいるおかげで安定しているのかなとも思いました。

今でもたまに入院の時のnoteを読み返します。
あんなに死に囚われていたのは何故なのか、あそこまで人生を投げ出したくなっていたのは何故なのか、考えてみるとやはり鬱の波が酷かったんだと思います。そして、周りから遅れている自分に対して焦りを感じていました。
あの時はどん底でもう私の人生は終わりだ、お先真っ暗だって思ってた。
でも心ってゆっくりでもいいから治療をすればまた安定してくる日が必ずあるのだと思います。

この何ヶ月かで生活が色々と変わったけど、どん底だった時の自分も忘れないでいたいと思う。
きっとそれがあったから今があるんだと思う。

4月もあと少し、無理せず自分を大切に過ごします。

みなさんも無理せずにお過ごしくださいm(._.)m

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?