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私が気仙沼に通いたくなる理由【後編】

けせんぬま【宮城県気仙沼市】

気仙沼は宮城県北東部沿岸に位置し、有名なフカヒレをはじめ、カツオやマグロ、サンマなど国内有数の水揚げを誇る港町です。新鮮な海の幸はもちろんのことリアス式海岸特有の美しい景色を楽しむこともできます。

 今回気仙沼を紹介してくれるのは、きっかけ食堂@京都からてっちゃんこと大原一哲さんです!前編の記事ではてっちゃんが気仙沼に通うきっかけとなったホテル望洋の加藤社長とのインタビューを通して、気仙沼にのめり込んだ理由を明かしていきました。

前編の記事はこちら
https://note.com/tohoku_tourism/n/n32f2043a2b6d 

今回の記事では、気仙沼に何度も通うてっちゃんがおすすめの観光スポットを語り尽くします!


きっかけメンバー、大原一哲のありのままの東北旅

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きっかけ食堂@京都メンバーの大原一哲です。

この記事では、私なりの気仙沼のおすすめな観光要素を紹介するとともに、気仙沼との出会いを通して感じたことについてお伝えします。


 気仙沼の宿はゲストハウス架け橋がおすすめ!!

 前編の記事に書いたように、ホテル望洋の加藤社長の紹介でゲストハウス架け橋を知り、それ以降、何度も架け橋に宿泊するようになりました!
 架け橋に出会ったことで、気仙沼のまち・ひとの温かみをより感じることができたのです。

 そもそも自分にとってゲストハウスに泊まるのは初めての経験でした。しかし、宿泊客だけでなく地元の人も架け橋に遊びに来て、ご飯やお酒とともにおしゃべりしながら交流を深める、といった架け橋の日常の光景を目の当たりにして、すぐに心を掴まれました!実家にいるような居心地の良さを覚えました!

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(2019年9月撮影)

ゲストハウス架け橋
【HP】https://www.kakehashi0311.com/
【住所】〒988-0224 宮城県気仙沼市長磯前林55番地3
【Map】https://goo.gl/maps/5Ns9ZCGXQ1TajrJc8


 架け橋主催のイベントを通して、漁師さん、農家さんなど、気仙沼で活躍されている様々な立場の人とも出会うことができ、自分の知らなかった分野に興味を抱くきっかけにもなりました!
 三浦さんのイチゴ、藤田さんのワカメとタコ、どちらもめちゃうまいです!!!

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いちご農家の三浦拓也さん

 三浦さんのイチゴは気仙沼内湾エリアの老舗「喫茶マンボ」の大人気スイーツでもあるイチゴババロアにも使われています!!毎年2月末~5月中旬頃の期間限定なので、その時期に気仙沼に行かれる方はぜひ食べてみてほしいです!!

喫茶マンボ
【住所】〒988-0017 宮城県気仙沼市南町1丁目4−1
【Map】https://goo.gl/maps/UmaTrUBPoHow1Mey7

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漁師の藤田純一さん

 藤田さんのワカメやタコは、自身が代表を務められている株式会社さんりくみらいのHPにて購入することができます!!

株式会社さんりくみらい
【HP】https://gokujo-ichiba.sanrikumirai.co.jp/




Cafe K-port

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モーニングはここがおすすめ!
俳優の渡辺謙さんがプロデュースされているお店です。
東日本大震災をきっかけに、気仙沼で暮らす人々を繋ぐ、そして日本全国、世界と気仙沼とつなぐ‟心の港(port)”として、『K-port』と名付けたそうです。
毎日、お店の前には謙さんからのその日ごとの直筆のメッセージが掲げられています!

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僕は日本茶フレーバーティー専門店OCHACCOさんのお茶をいつも注文しています!
OCHACCOの店舗自体は宮城県女川町にありますが、オーナーの内海さんは気仙沼出身という繋がりもあり、K-portでも提供されているそうです!
「MARINE BERRY」というお茶は気仙沼をイメージして作ったお茶だそうで、上述の三浦拓也さんが作る気仙沼産いちごが使われています!

Cafe K-port
【HP(Facebook)】https://m.facebook.com/k.port.kesennuma/?locale2=ja_JP
【住所】〒988-0021 宮城県気仙沼市港町1−3
【Map】https://goo.gl/maps/VKVNduLq2nzkjxNG9

ともしびプロジェクト キャンドル工房

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気仙沼に来たら欠かさず足を運んでいるのがここ!
気仙沼市内数か所の浜辺の景色をモチーフにしたキャンドル「The Sea」が人気商品!
自分だけのオリジナルのキャンドル作り体験もできます!
お土産にぜひ!!

代表の杉浦恵一さんは熊本生まれ愛知育ち、震災を機に気仙沼に移住をされました。
毎月11日にキャンドルを灯すことで、想いを伝えて、想いを繋げる取り組み「ともしびプロジェクト」をSNSで繰り広げています。
きっかけ食堂@愛知でも毎月のイベントごとに「ともしびタイム」という時間を設けて、キャンドルを灯しながら東北へ想いを馳せています。
お手持ちのキャンドルを灯して、なにげない日常のありがたみに感謝の気持ちを寄せながらハッシュタグ「#ともしびプロジェクト」とともにSNSで発信してみてはいかがでしょうか?

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キャンドル工房にて ともしびプロジェクト代表の杉浦恵一さんとともに

ともしびプロジェクト キャンドル工房
【HP】http://tomoshibi311.com/index.html
【住所】〒988-0017 宮城県気仙沼市南町2丁目2−25
【Map】https://goo.gl/maps/Bniw4YSPVRWvdDJQA


居酒屋 たすく

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 お昼ごはんは「居酒屋 たすく」がおすすめ!!
 
たすくの「漁師の賄い丼」がおすすめ!山もりのマグロ、ネギトロが楽しめます!サイズが小・並・大から選べるのですが、並サイズが一般的な大サイズになっています!!

実は私が生まれて初めてホヤを食べたのはこのたすくさんでした。
お店が今の場所に移る前の復興屋台村という仮設商店街の中で営業されている頃、お店の壁にあった「ホヤあります」のメニューを見て、「ホヤって何だろう・・・?」と仲間と話していた時、お店の方が、「ホヤ知らないの?なら食べてみなさい!」とサービスで刺身のホヤを出してくださりました。それから少しずつホヤにハマっていったのです。

たすくのお店の方はとてもフレンドリーでサービス精神が旺盛、というのが魅力です!!いつも元気になれます!

居酒屋 たすく
【HP】https://japanese-izakaya-restaurant-1749.business.site/#testimonials
【住所】〒988-0017 宮城県気仙沼市2 南町2丁目2-29 昭栄ビル 3F
【Map】https://goo.gl/maps/wRfvFWLBaiqkQxSc9


安波山

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安波山では気仙沼湾一帯が一望できます!
中腹まで車で上がることができ、そこからの眺めも抜群です!
中腹の駐車場から山頂までは歩いて20分程度、途中で何か所か休憩できるベンチもあるので、お食事のあとの程度な運動としてピッタリです!!
気仙沼湾周辺は新しい橋ができたり、祈念公園が整備されたりと、山頂からの光景が毎年どんどん変化していっています。変わりゆく気仙沼湾の景色をゆったり眺めていると、思わず時間が経つのを忘れてしまいます!


安波山
【住所】〒988-0812 宮城県気仙沼市大岩井山
【Map】https://goo.gl/maps/8PNMMYQAHU6Dtu389


すがとよ酒店

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気仙沼でお酒を買うならここがおすすめ!
震災を乗り越えて、元気に明るく営業されているすがとよ酒店。
「感謝」「負げねえぞ気仙沼」など、すがとよさんでしか手に入らないラベルの日本酒も数多くあります!
このラベルや店頭の看板の文字、どれもおかみさんによる字なのです!想いのこもった素敵なラベルの日本酒の瓶は、お酒を飲みほした後も思わず部屋に飾りたくなります!

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また、東北のみならず全国各地の酒蔵から仕入れており、ついついいろんな種類のお酒を買ってしまいます!
すがとよ酒店のSNSでは頻繁におすすめなお酒の情報を発信しているので要チェックです!!

すがとよ酒店
【HP(Facebook)】https://www.facebook.com/sugatoyo.saketen/
【住所】〒988-0005 宮城県気仙沼市新浜町2丁目3−6
【Map】https://goo.gl/maps/8GdArtZ2LuVuL7Kt5



「気仙沼との出会いを経て」

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「ただいま」と言って気軽に帰ってこれる場所が気仙沼にはあります。
「おかえり」と迎え入れてくれる人が気仙沼にはいます。

これが私の気仙沼に通いたくなる理由です。

 ホテル望洋の加藤社長は以前、こんなことをおっしゃっていました。


僕らは震災で色々な物を失った。
けれど、立ち止まっている訳にはいかない。

無我夢中で前に進んでいる途中だ。
かっこつけている場合じゃない。

身も心も裸同然で心ひとつで動いている。
だから“心”と“心”で対話するんだ。

それが気仙沼。
 


 気仙沼にいると自然と心の扉が解放されて、感受性が高くなっていたのかもしれません。「好き」の感度が高まっていたのかもしれません。私はそんな不思議な感覚を気仙沼で育むことができました。


 是非みなさんも、まずはこの記事で紹介した気仙沼の魅力を直接たっぷりと体感してほしいです!きっと「好き」「通いたい」という気持ちになることでしょう!

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