オレの水中メガネ〜肉体とは〜

【オレの水中めがね】

下記の曲はこの章のテーマソングとして選びました。
(If the world was ending/ジュリア・マイケルズ)https://music.youtube.com/watch?v=DPZ99hxi4-A&si=nBU9-uRFxOyUYEoz

バシャール というおじさんが、また怪しい事を言い出した。
「あなたのボディーは〈この世を体験する為の水中メガネ〉のようなモノなのだ!ゴーグルをかけると水中がクリアに見えるように、この世をクリアに体験し感じる為には肉体が必要なのだ。」

……わかっている。アッチ系のあやしいヤツだ。でも、オレはこのおじさんが好きだ。だから、、、自分にあてはめる。

オレはこの一年で体重が10キロ減、筋肉はかなり増えた。そして、最近感じることがある。急激な肉体の変化で実感した事がある。

〈神経が研ぎ澄まされる感覚〉

具体的には、めしがうまい。視力は変わらないが、景色の発色がよくてあざやかに感じる。どちらかと言うと、鮮やかな色に目が行く。風が吹くと、肌に沿って外界との輪郭をハッキリ感じる。こっから内側は肉体…的な感じだ。すぐに寒くなり、すぐに暑くなる。脂肪がないから当然だが、山に登る時は面倒くさく思う。脱いだり着たり大変だ。音楽についついノッテしまう。体が軽い。においは変わらない。

五感が〈鋭く〉〈敏感に〉〈キャッチする〉感覚

〈それぞれの感覚をていねいに感じたくなるので、意識は一つずつの感覚に向ける。(見たい時はミルに集中)〉

…と、感じる事が楽しくなってくる。

今8%の体脂肪率を3%にしたら、もっともっとめしが美味しくなるのだろうか?

ん?減量してるからメシが美味いのか?

…まぁいい。

そもそも、体脂肪率3%とか死んだりしないのかな?

…まぁいい。

そう言えば、きょうは雨
雨ってだけで、なんでこうも気分が沈むのか不思議でならない。ブルーに浸って楽しむしかない。
前はこうじゃなかった。
宗教の勧誘の人にイラッとしちゃう時も、イヤな感じになる。誰かにイラッとしてしまうオレを発見してしまう。
前はこうじゃなかった。ちょっとの〈イヤ〉が大きく感じる。
敏感になるって、こういう事なのかなぁ。
そんなメールを友人に送ったら、なんだか深い話しを聞く事ができた。

なるほど!

とにかく、肉体は精神が操縦する機械で、世界を感じる為の機械だという事だ。
でも、世の中には不自由な人もいる。
特に老人は〈死〉に近づくほど、体という機械が動きづらくて不自由さを感じる。
たぶんコレは〈死〉という〈自由〉をてんこ盛りで楽しむための〈仕かけ〉なんだと思う。

不自由な人は〈自由〉を味わうために不自由でいるのかも知れない。

バシャール おじさんが〈我が家の家訓〉みたいにしている3大原則のひとつに
〈全ての存在は変化し続ける〉
というのがある。
あなたの感じる〈不自由さ〉もまた、必ず変化するという事だ。
悪く変化するのはイヤだけど、いつか〈最悪〉で止まるのを待ったら、あとは自由だ。

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