【他社訪問レポート】スタートアップ・ベンチャー支援の最前線:コミュニティマネジメントとは?
こんにちは、まちづくりにDXで革新をもたらすトグルホールディングス、HRユニットディレクターのYoshieです。
トグルHRでは、UT-LABという研究施設兼理系学生向けコミュニティスペースの運営を行なっています。そんな中、「実際コミュニティマネジメントってどうやるのか掘り下げてみたい」という思いが沸々と湧き上がっていたところ、ご縁あって、ベンチャーキャピタルのW. inc 株式会社(以下「W社」)のコミュニティマネージャーを担当されている山口かんな様にお話をお伺いする機会をいただきました。
この記事では、2024年8月27日、トグルHRユニットメンバーの佐藤(UT-LABコミュニティマネージャー・技術広報担当)、早川(つくるファンド責任者も兼務中)と共にW社を訪問させていただき、山口さんからお伺いした内容を一部抜粋してご紹介いたします!
コミュニティマネージャーの役割
ー山口さんのご担当されているコミュニティマネージャーについてどのようなものか教えてください。
山口:私のミッションは、W fundの既存投資先をしっかりと支援することです。具体的には、投資先の経営者の皆様が抱える課題に応える取り組みや、勉強会の企画・運営、資金調達のサポートなど、さまざまな支援を行っています。
勉強会の具体的な取り組み
ー勉強会はどのように企画されているのですか?
山口:月に1、2回程度、投資先向けに勉強会を実施しています。勉強会の内容はスライドやドキュメント形式でアーカイブ化し、参加できなかった人々にも学べる機会、価値を提供しています。
コミュニティ運営の具体例
ーコミュニティ運営において、どのような施策を行っていますか?
山口:具体的な例として、Slackでの情報発信や、投資先同士の横のつながりができるようなコンテンツの提供を行っています。
また、投資先のニーズを吸い上げ、定期的にイベントを企画し、実施しています。イベントは、内容によってオンラインとオフラインを使い分けています。
ーコミュニティ運営にあたり心がけていることはなんでしょうか?
山口:コミュニティのハブになることを常に心がけています。例えば共通の話題がありそうな方同士を繋げたり、どんなニーズや課題があるかを投資先のみなさんに教えていただいたりしています。投資担当には相談しづらいようなことでも、相談しやすい、声をかけやすいようなコミュニティマネージャーでいれるよう心がけています。
1日のスケジュール例
ー1日のスケジュールはどのように過ごしていますか?
山口:私の1日はルーティーンなどが全くないです。基本的には日々投資先のみなさんとコミュニケーションをとることと、年間を通じて勉強会・イベント企画や今後の企画内容についてディレクションを行っています。現在は、9月から始まるW fund主催のインキュベーションプログラムの準備なども行なっています。
コミュニティマネージャーの横のつながり
ー他のVCのコミュニティマネージャーとの関係はどうですか?
山口:他のVCのコミュニティマネージャーとも頻繁に情報交換をしています。さまざまなイベントに参加し、最新のコミュニティ運営ノウハウをアップデートしています。そのようなつながりから生まれるイベントも多くありますね。
まとめ
山口さんが、投資先支援活動とコミュニティ運営を通じて、ベンチャー・スタートアップ企業の成長を強力にサポートしていらっしゃる様子を伺うことができました。
勉強会やSlackでの双方向コミュニケーション、そしてオフラインイベントなど、多様な手法を用いて投資先の課題に対応されています。
さらに、他のVCのコミュニティマネージャーとのネットワークを活用し、常に最新の知識を取り入れながら、日々コミュニティを進化させていこうとされている姿勢がとても印象的でした。
今回得られたコミュニティマネージャーについての知見はこれからのUT-LAB
の運営やHRの組織運営のあり方においても活かしていきたいと思います。
山口さんには、こちらで改めて感謝を申し上げます!
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