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ツイートをまとめて「感想の花束」を作る!企業公式アカウントはTogetterをどう使ってる?【フィール・ヤング編集部さん編】

こんにちは。ツイートまとめサービスTogetter(トゥギャッター)編集部です。

誰でも自由にツイートをまとめられるツール「Togetter」は、企業公式アカウントのみなさんにもお使いいただいていますTwitterで行った広報活動や、ファンとの交流記録を残しておきたいですよね!このマガジンでは、実際にTogetterを活用されている企業のみなさまにインタビュー形式でお話をお伺いし、事例を紹介していきます。

今回お話を聞いたのは、祥伝社の漫画雑誌「FEEL YOUNG(フィール・ヤング)」編集部の神成さん。編集者として漫画を作りながら、漫画の魅力を読者に伝える手段としてTogetterを活用してくださっています。詳しく聞いてみました!

さまざまな漫画のツイートが読めるフィール・ヤング編集部さんのまとめ

ーTogetterを使い始めたきっかけを教えてください。

担当している漫画の宣伝をしたいと思って始めました。現代は編集者がいい作品を作ることは当たり前で、その上でどうやって世に出すかの宣伝の一端を担うのも私たちの仕事になってきています。

漫画を買うきっかけはいろいろあると思いますが、作っている側の編集者がどんなに「面白い」と言っても読者の心に刺さらないと思うんです。読者さんが実際に読んで面白いと言ってくれることが、ほかの方が読みたいなと思ってくれるきっかけになるんじゃないかと感じていました。なので感想ツイートを公式アカウントでたくさんリツイートしたいのですが、「公式の情報だけ流してほしい」と感じるフォロワーさんもいるので、代わりにTogetterでまとめています。「こんなにいい感想が作品に寄せられている」と可視化できるのがTogetterのよさだと思います。

ーTogetterを使い続けている理由はなんでしょうか。

編集部でまとめてみよう!と使い始めて、何回かまとめを作った頃に『地獄のガールフレンド』という漫画の感想がTwitterで5000RT以上されたことがあり、この"バズ"をもっとバズらせたいと思ってTogetterでまとめました。

『地獄のガールフレンド』感想まとめ

でも実際にまとめてみると元のツイートがバズっていなくても、まとめ自体が拡散されて今まで届いてなかった人に届いている実感が大きかったです。モーメント機能があったときは使い分けていて、フォロワー以外の人にも届くような起爆剤になってほしいときはTogetterを使うようにしていました。いいまとめを作ると「こういうまとめが伸びているみたい!」と@togetter_jpでツイートしてくれるのも嬉しいですね。

いちばんTogetterの効果を感じたのは、『こっち向いてよ向井くん』の感想まとめのPVが伸びたときです。Togetterのおかげで重版したと思っています。同じくTogetterにまとめた『ミッドナイトブルー』も重版しました。新人作家さんの短編集で重版することはなかなかないんですよ。

15万PV超えの『こっち向いてよ向井くん』感想まとめ

ーまとめをつくるときに大事にしていることはありますか?

まとめを作成するといつも10ページ分くらいの量になるのですが、絶対に読んでほしい内容は1ページ目に入れています。たくさんツイートをまとめているのは読者の方に全部読んでほしいと思っているわけではなく、作家さんへのプレゼントという意味合いがあります。作家さんの心が弱っているときもありますから、こんなに作品に感想が寄せられているよ、と感想の花束を渡すような気持ちで作っています。デコレーション機能は、みなさんの感想ツイートを飾っていく気持ちでやっていて楽しいですね。

一方、毎日作品名をTwitter上で検索しているのですが、Togetter上のコメント欄に書かれたネガティブなコメントもツイートで流れてきてしまうことがあるので、それは少しつらいですね。

ーあんまりにもまとめ方がうまいので、コツを教えて下さい!

ありがとうございます!ほかの方が作ったまとめを見て研究しました!やっぱりせっかく作るからには響くものを作りたいですね。『ミッドナイトブルー』のまとめを作った2016年頃から、ある程度パターンが固まっていました。

『ミッドナイトブルー』感想まとめ

構成は

  1. まずはじめに漫画の試し読みなどのツイートを貼る

  2. 「面白い」と言っている読者さんの感想ツイートを1,2個入れる

  3. 感想の方向性ごとにトピックを立て、詳細をまとめていく

という形にしていることが多いです。

1と2は逆にすることもあり、最初に目に入る感想は短い文章で褒めてくれているものから始めるようにしています。まとめタイトルは頭に読者さんの印象的な感想コメント、次に作品名を入れるという構成にしています。例えば『夢の端々』のまとめでは「あまりにも物語が強い」という感想をタイトルに入れています。ツイートしてくれた方に感謝ですね。

読者さんのツイートがまとめタイトルに採用された『夢の端々』感想まとめ

話しながら、まとめを作ることを楽しんでいるなと気づきました(笑)

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「感想の花束」など編集者ならではの素敵な表現がたくさん飛び出したインタビューでした。教えていただいた作り方のコツも踏まえて、ぜひフィール・ヤング編集部さんのまとめをご覧ください!


公式アカウント向けのサービスを始めました!

フィール・ヤング編集部さんのようにTogetterを活用してみたいけど、使い方がいまいちわからないし不安…という公式アカウントのみなさんのためのサポートサービス「広報PRus」を始めました。

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