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失恋や離婚に似ている?Twitterでバズる「退職」話はドラマティック
転職の経験がある人なら誰もが通過する「退職」。Twitterで仕事の話題は何かとバズりやすく、退職時に発生するエピソードはドラマティックなものが少なくありません。
ツイートまとめサービスのTogetter(トゥギャッター)がお送りする「3分くらいで分かる週刊Twitterトレンド」、今回のテーマは「退職」の話です。
上司からの言葉はインパクトを残しやすい
退職する時の上司の言葉や行動は、退職する人の心にインパクトを残すことがあります。
Twitterユーザーのゆきしろ(@schwarz96)さんは退職する意思を告げた後、上司からご飯に誘われて「本当に辞めるの?」と聞かれました。退職を引き止められるのかと思いきや「社長に引き留めろと言われたからとりあえず義務で聞いた、辞める気持ちはわかる」「社長がへこんでいるからトドメ刺すために何かいいたいことない?」と訊かれたそうです。
前職、辞めるって言った後に上司から飯連れ出されて「本当に辞めるの?いやまあわ社長に引止めろって言われたからとりあえず義務で聞いたけど、辞める気持ちは分かるからさ…義務は果たしたし好きなもん食べて…。あと社長今すごい凹んでるからトドメ刺すためになんか言いたいことない?」って言われた
— ゆきしろ 『作曲はじめます!』 (@schwarz96) July 24, 2019
この方が引き留めたい人材であったことが伝わってきますが、それでも退職を決めた部下にとって上司の態度は心強いものだったのではないでしょうか。
もちろん、部下の気持ちを思いやれる上司の話ばかりではありません。退職にあたり理解に苦しむ言葉をぶつけられたという体験談もあります。
TwitterユーザーのなるみCYO(@queenmk)さんは退職の意思を告げたときに専務から言われた言葉が今になっても理解できていない、という話を投稿しました。
退職するって話を会社にしたときに専務に呼び出されて、「君が心を入れ替えて会社に従順に生きるならこのまま残っても良い」みたいなよく分からないことを言われたことはあった。いまだにあの言葉の意味を私は理解出来ていない。
— なるみCYO🐷 (@queenmk) September 8, 2021
その専務のセリフとは「君が心を入れ替えて会社に従順に生きるならこのまま残ってもいい」というもの。過去には「腰痛はお前の怒りのパワーが強いから出るんだ、感情をコントロールしろ」と言われたこともあったそう。この時を振り返り「私は大人になれなかった」とつぶやいていましたが、第三者から見ても解釈に苦しむのではないでしょうか。
ツイートを読んだTwitterユーザーからも、上司から言われた言葉についてのエピソードが集まりました。例えば「お前はどこ行っても通用しない」「労災になるので事故が起きた日以前に辞めたことにする」など、常識的にも理解し難い衝撃的なセリフが集まっていました。
退職はその人の人生の節目でもあり、この時に言われた言葉は心に残りやすいもの。思うところがあったとしても、辞める人の旅立ちは温かく見守りたいものですよね。
仕事を辞めるべき時は「自分が惨めに感じたら」
誰が見ても退職すべき状況なのに、なかなか自分では判断できないことも。エモイラさん(@emoillu)は仕事を辞めるべきか悩んでいた後輩に「自分が惨めに感じたら辞めろ」と伝えたそうです。
どんな仕事でもキツさや厳しさがあるとはいえ「自分が惨め」に感じだすと、自分の人格に悪影響が及んでしまうからだという持論を述べています。
仕事辞めるか悩んでる後輩へのアドバイスで言ったのは
— エモイラ🐼韓イ言を忘れるな🐼次はCC福岡 (@emoillu) August 3, 2021
「自分が惨めに感じたら辞めろ。」
です。キツかったりしんどかったりする事は仕事ではあれど
「惨め」
に感じだすと確実に人格に悪影響及ぼし始めるので、「惨めさ」が辞め時のポイントと思ってます。
労働環境や人間関係が悪い職場に限らず「仮に職場が優しい人ばかりで給料が良くても、自分が心の底から惨めに感じるなら職場を変えた方がいい」という、考えさせられるコメントも集まっていました。
「退職」は失恋や離婚問題に似ている
「退職代行」というサービスがあるのをご存知でしょうか。例えばパワハラする上司がいて会社に行きづらいなど、スムーズに退職できそうにない場合、本人に代わって退職の申し出と手続きを代行するサービスです。
弁護士の鈴木悠太さん(@suzukiyuta_jp)は、当初、依頼があっても「ご自身でやったほうがいい」と断っていたそうです。ところが実際には退職届を出した社員に懲戒や損害賠償請求をしようとしたり、社長が家まで怒鳴り込んだりといったケースがあることを知り、最近は依頼を引き受けているといいます。
退職代行のご依頼、最初は「書面で退職の意思表示をして行かなければいいだけなのでご自分でやった方がいいですよ。」と断っていましたが、退職届を出した社員に反射的に懲戒や損害賠償請求をする、社長が家まで怒鳴り込んでくる、みたいな会社が意外と多くて、最近はお引き受けしています。
— 弁護士鈴木悠太 (@suzukiyuta_jp) September 6, 2022
鈴木さんのツイートに対してTwitterユーザーから「社長にとっては失恋状態なんだろうな…」「別れ話をしてストーカー化した彼氏みたい」と恋愛に例えるリプライが集まりました。この例えはあながち外れていないようで、鈴木さんは「中小企業の退職事件と離婚事件は似ているところがありますね」とコメントしています。
場合によっては個人の手に負えない理不尽な状況に立たされる場合も少なくなく、だからこそ「退職代行サービス」というニーズがあるのかもしれません。
まとめ
このように「退職」にまつわる驚くようなエピソードがTwitterには多数投稿されています。人生のターニングポイントになるからこそ人々の共感をよぶエピソードも多くバズりやすいのでしょう。
以上「3分くらいで分かる週刊Twitterトレンド」でした。
この連載は毎週月曜日に更新しています。今後もTwitterでバズった、あるいは興味深いトピックを解説していきます、お楽しみに!
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