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生徒先生の授業〜スプラトゥーン〜

今回は一年男子がやった授業のお話です。
この生徒が現在、2年生ですが授業計画を立てたときはまだ一年生でした。
何を教えたらわからずとても悩み、最初は特に得意でもないことを授業のしようとしていたので、自分の好きなことを授業にすればいいんだよ。
何が得意なの?と聞くとゲーム!とのことでした。
私は別に大人から見て学校でやるような授業をやらなければいけないと思っていません。
この授業の目的は仲間たちの中でじぶんがこれは得意!知ってるよ!って事でみんなからすごい!そんなこと知っているんだ!と一つでも思ってもらって尊敬されることを大きな目標として掲げているのでなんでもいいのです。

スーパーマリオも好きだけど、最終的にはスプラトゥーンにすることに決めました。
自分で何をやるのかを決めるのもの大事なお勉強の一つです。

ゲームはまったくと言っていいほど知らないので、長男と一緒に計画をまとめて、いざ、授業の日になりました。
大丈夫かなぁって心配してましたが素晴らしい!
ちゃんと計画通りやっていてかっこよかったです。
どんなゲームなのかを説明し、おうちでどんな武器であるのかを説明してくれました。
そして、そのキャラクターの描き方を教えてくれて、みんなでその絵を描いて、1番上手なひとにMVP賞をあげていました。
40分の授業を1年生がしっかりとやり遂げ、生徒から質問があったことも、オドオドすることなくちゃんと答えられていたのもほんとかっこいいなって思いました。

わたしはゲームをしないのでどんなゲームなのか、武器があるのか、キャラクターもかけるようになってとてもたのしかったです。みんなも楽しめていたので本当に良かったです。

いつもはわきゃーっとしていて、出来なさそうな可愛い雰囲気だったりするけど、この子は能力高いなって思いました。
きっとこれからどんどん成長していったら素晴らしい人財になると思う。

また先生やらせたいなぁ。

まだ一年生だからできないという思い込みは捨て、できないならば何を教えたら出来るようになるのかを大人が考え育む。
そのことも再度、確認がとれてわたしもまた成長した気分です。

つい兄弟で下の子だったりするとできないだろうが先決し、親がやってしまいがちですが、意外とちゃんと教えると下の子は上の子をみているので能力が高い子も多かったりするので自分の子どもの能力や可能性を信じて、めんどくさいけど、手を出さずに教えてやらせることでグングンと伸びていと思います。

もちろん!
みんなで感想とお礼のメッセージを書いてプレゼントしました。
その男の子は感想をもらい、みんなが楽しそうに授業を受けてとても嬉しかったそうです。
大変よくできました!!
うちの生徒たちに面白い授業をしてくれてありがとう。
お疲れ様でした!

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