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第1期個性豊かな4人の生徒たち〜マキ的育て方タイプ1〜

4月より生徒4人での学童がスタートしました。

ここで子どもたちの紹介
みんなそれぞれ違くて面白い!

タイプ1 「ぼく何やってもダメなんだ」と初日にいってきた自信はないが才能たっぷりおもしろハーフ男子

タイプ2 自信ありあり努力もするめっちゃ元気なオールマイティでなんでも一番優等生男子

タイプ3 すべてそつなくこなし一番のgentleman泣くと1時間は軽く泣いている意外に頑固で優しい男子

タイプ4 とっても静かで穏やかしかし案外気は強い影のBOSS仲間意識バリバリ強め男子

まずはタイプ1男子からみていきましょう。

みんながみんなちがうから本当に育てがいがあった。一番成長したなっておもったのがタイプ1男子だったかな。
入ってきたときに…

「ぼくなにも出来ないんだ。」

と言って、ペットボトルのキャップも開けられないし、無くし物忘れ物多い。話がなかなか理解が出来ず、とにかく周りよりも動きが遅かった。

ひらがな、カタカナもみんなが既に終わっている中、確か夏休み前まで毎日のようにおしえていたのになかなか覚えられなかったのを覚えている。
イレギュラーなことが起きるとパニクるし、本当に面白い子だった。

わたしはこういう子を面白い子として受け入れられるし、むしろ大好きなんだけど、学校やみんながいるようなところでは結構、めんどくさがられたり嫌がられたり煙たがられることが多い。
自分がそうだったからね。
きっとやることがめっちゃスローなので学校で別クラスにとか言われちゃうんだろうな。ともおもった。

だから、わたしはこの子に

●活躍できる場の提供

●周りが当たり前にできることを当たり前にできるようにする

●みんなにはない秀でた能力を更に伸ばす

●思い通りに行かなかったときの対応策

●自信をつけさせる

この5本柱を主体に育むことにした。
6年かけて何度も繰り返し、繰り返し、教えていった。すぐにできないのはわかっている、けど、わかっているからといってもしょうがないと諦めてはこの子は成長しない。
だから、根気!

できたら褒める。
結果はすぐに求めない。
できなかったら対策を一緒に考えて実行する。
何度も同じことを出来るまで繰り返す。


そして、
4.5年の時には無くし物や忘れ物はtogetoge ではしなくなったよね。
学校ではしていたらしいが。
ちゃんと教えないと賢いからこういうタイプはしないのよ。めんどくさがり屋でもあるからやらなくていいならやらないし、やってくれるならラクだからやってもらっちゃうしね。
そこをどうにかしてあの手この手で成長させないと宝の持ち腐れになっちゃうんだよね。
とにかくここは長期戦で頑張ったところだな。

あとは勉強が出来ると学校で一目置かれる。そして、ちょっと変わった子は勉強ができないだけで別クラスに行かせる理由付けされてしまうのでそれを避けるためにも勉強は2年先の勉強ができるように毎日教えた。

全員一緒に教えるのではなく、算数を教えるにしてもこの子にはこの教え方。あのこにはこの説明のがわかるだろうなって。人によって教え方は変えていた。そして、できる子はどんどんと勉強をおしえて、苦手な子は復習を重ねてきっちり覚えていく。

あとはおうちで苦手な箇所を保護者の方につたえて、おうちでもがんばってもらうように伝えた。
スローなタイプは塾や togetogeだけでは賄いきれない。おうちでも頑張らないといけない!1年生が一番先に進める時期で、この先、2.3.4.5.6年となるに従い、勉強は難しくなっていってしまう。1年の今のうちに先々、進み、復習は学校で再度、学習し、忘れ防止に役立てる。
大抵の人は興味のないことは一度教えてもらっただけでは身に付かずに忘れてしまうから。先に予習を行い、学校で再度復習、ちなみにうちの次男もこの頃の半分の生徒も1年で3年生の数検・漢検合格。2年生のときは学校で2年生のお勉強を復習。togetoge で4年の数検受検に向けて3年復習と4年予習をやっていた。
そのおかげで必ずと言っていいほど、つまる単元が3.4年以降あるのだが勉強に余裕があるためその詰まった単元に時間を十分充てることができる。
勉強がなぜ嫌いか?それは、授業がわからないから。問題が解けないから。
もし解けたら、周りのともだちよりも解けてきっと授業も楽しいだろうし、勉強も嫌いにはならないだろう。だって、勉強ができればもれなく先生にも親にも褒められるしね

大抵は勉強が出来ないから嫌いになるんだったら、ではどうしたらいいか?
勉強が出来るようになればいい!
勉強ができれば授業も楽しめるうだろうし、学校だって楽しめるだろう。その考えを生徒に教え、勉強は必要不可欠だと全力で教えていった。
だって、これから先高校までで12年間、大学入れたら16年間のほとんどの時間を学校で過ごすんだから、勉強は切ってもきれない関係になるからね。
だから、嫌いにならないようにまだ勉強が簡単な時期にどんどんと先に進んでしまった方が良いって訳だ。

でも、ただ勉強だけでもダメ。
他にも色々なことを学校で経験する。
できない…
僕できないんだ!ってなる前に学校でやるだろうものはほとんどやった。

縄跳びもみんなで練習した。
書道もすごい先生を講師にして毎月2回教えてもらえるようになった。
他にも礼儀作法や茶道、英語、美術、都道府県、クッキング、音楽などいろんなものを教えて事前に流れが分かり、嗜む程度できればどんな授業も楽しめるとおもって、なんでもかんでも思いつくものをやらせていった。
良いと思われる先生もみつけては呼んでいろんなことを教えていった。

よく言っていた。

ぼくできないよ

すると決まってわたしはいう。

できない?
なんでできないって自分で決めちゃうの?
マキは本当にできないと思う人にこれやってとは言わない。
できると思うから君なら大丈夫だと思っているからわたしはやるように言ってるんだよ。
大丈夫!君ならできるよ。
もしできないときは手は出さないけどマキは口はだす。どうやったらできるのかを一緒に考えてコツを見つけて行こうぜ。

そう言って、自分ができないと思っていることを全てやらせてきた。
たしかに生まれたての赤ちゃんに「歩きなさい」と言ってもそれは酷だし、できないだろう。
けど、その子の能力を見極めてできるかできないかくらいのギリギリな課題を提示することはなかなか難しいことなんだがそれさえできればビックリするぐらい、こどもはどんどんと成長していく。
ただこれだけは忘れてはならない!

出来た時は大袈裟に必ず褒める!

これは忘れてはならない。できて当たり前ではくできたら。

すごいじゃん!

君ならできると思っていたけどほんとうにできたねすごいよ!


マジでできちゃったの?!

天才じゃない!!

まーマキも天才だけどね(笑)


この一言でやる気も増す。
そして、何より褒められてうれしいからまたやりたいと思う。

そんなことを繰り返しながらそのハーフの生徒は半年後

「オレって天才!」

というようになっていた(笑)わたしの勝手な思い込みだが外国の人やハーフの人は自信があり、少しのことでも「すごいでしょ!」って自信満々な顔するイメージだったからはいってきた当初のあの地震のなさはほんとうに衝撃だった。きっと保育園でそういった対応しかしてもらえなかったんだろうな。想像がつく。

けど、明らかにこの子は変わった。
今までできない子扱いだったのにあなたならできると言われてんだからね。そりゃ嬉しいよね。
頑張りも半端じゃないよね。
ひらがな、カタカナをなかなか覚えられなかったこの生徒だが2年生で4年生の数検と漢字検定に合格し、5年生のときには中学のものも受かっていた。
いまでは中学校で生徒会長に当選し日々、合わない先生と格闘する日々を送っているらしい。
成績だってがんばって勉強し、結構良い成績をあさめている。
すごいな。
こどもって。
この子がもしわたしとであわずにtogetoge に入らずにいたらこの頑張り屋でじしんを持って目標を達成する今の生徒になれていたのだろうか?
きっとなっていない!
わたしだからこそあんな自信がなかった生徒をここまでに育てあげられたのだと思う。
親御さんも同意見だしね。

こどもも大人もだけど周りの環境や人でだいぶ自分が変わってくる。特に小学校低学年は自分づくりの基盤となる部分を作る時期なので周りの環境や人をよく考えることが必要だと思う。

そうそう!
この他にも生徒4人ともがブランコをこげなかったのにもビックリし、夏休みの課題としてブランコをこげるようにする。っていうのも付け加えたの覚えている(笑)

公園で遊ぶ時も中には遊具がないと遊べない子もいた。
いやいや。こんなに自然がたくさんあるのに遊ぶ物がないわけないでしょ。自分で見つけるんだよ遊べるものを。自分で作るんだよ遊ぶものを。
そんなわけで外遊びの仕方も教えることにした。
木登りだってやったし、ザリガニだって釣る
公園3件はしごして一日中遊び回った日もあったな(笑)

あ!
生徒が友達に一方的に怪我させられたから学校に乗り込んでそのやった友達を捕まえて話をしたこともあったな。先生が全然話を聞いてくれなくて解決しないと。どう活かしてマキちゃんといわれて。思わずいっちゃったよね。その後、その怪我させた子とは仲良くなって成長した彼を見つけて思わずつかまえて「変わったね
かっこよかったよ!」って伝えたら恥ずかしそうに「ありがとうございます。」っていわれたな。

あと挨拶返事もしっかり教えるように指導した。
挨拶返事ができるできないではだいぶ印象が違う。
勉強ができても、スポーツができても挨拶返事ができないのは人間としてダメだ!簡単相手とコミュニケーションを取れるのが挨拶返事。何を置いても挨拶返事をすることを忘れないこと!って教えていた。

ともだちと仲良くなるために人間のタイプ別の行動やなかよくなるためにはどうしたらいいかなども教えていった。ここは人間観察大好きなわたしの得意分野なので色々とコミュニケーションの取り方を教えいったのでした。

いろんなところにいって、いろんなことをして、人数が少ないことをいいことにやりたいことをやりたいだけ存分にやっていった。
やってきたことをここにたくさん書きたいところだが忘れてしまったこともあるし、書くと膨大な量になるのでよかったらこちらのブログでどんなことをやっているのか確認してみてください。

色々と全力でやっていくうちに。
メキメキとタイプ1男子は成長していったのでした。

ちなみに今の仲良しさんでこの間も忘年会に参加していっしょにスタッフみんなとご飯を食べた。
いつでもマキの隣をキープし、相変わらずマキのこと大好きなんだなって思ったよ。
ま〜マキも今も昔もこれからも大好きだけどね。

今年は一緒に作品を作ってネットショップで販売したいなって思っていたけど、受験生だった。
できいるかぎりで一緒にやっていけたらいいな。
1年から6年までずっとフルレギュラー会員だったから、きっと誰よりも小学校時代の彼を知っているのはわたしだと思う。

これからもマキをあっと驚かせるような成長を見せておくれ。
楽しみにしているよ。

まだまだ続く。

タイプ別育み方。
もしかしたら1期の生徒が少ないからタイプ別で書いていくけど、どんどんんとこの先、生徒が増えてい育のもしかしたら1期生のみかもしれないけど。
書けるだけタイプ別育み方書いていこうと思う。

次回もお楽しみに!
長文読んでいただき感謝です。








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