入所説明会たった2名〜絶望と一筋の光〜
さて。
準備が整ったとこで生徒募集をしないと。
設立が12/22で少し立てば年末年始の休みに入る。
12月末日で前職を引き継ぎ終えて、退職したので時間はある。
大晦日はチラシを2000枚まこうと決めて、チラシのデザインをまーちゃんと考えて印刷のみ業者に頼んだ。
地図を印刷し、大晦日まではまーちゃんと一緒にチラシまき。
回った地区に印をつけてまきまくった。
時には人と出会すことがあり、気まずい雰囲気ながれる事もあったがそこは対策を考えた。
気まずい空気など気にせずにまずは印象良く思われたいから挨拶!
こんにちは!
よかったらチラシを入れさせていただきますので読んでください。
宜しくお願いします!!
笑顔、元気、大きな声で頭を下げた。
時には…
って言われる事もある。
けど、そこはあえて笑顔。
失礼しました。
そう言って、チラシを回収した。
むかつく奴もいるから文句言いたかった時もあったし、ムッとしちゃいたくなるけどそこはあえて笑顔。
嫌な人に嫌な態度を取ると同じだしね。
その人と。
それにいきなり情報突きつけられたら反発したくもなるんでしょう。
マキは天邪鬼だから気持ちがわからないでもない。
だから、基本、笑顔で対する。
チラシを配りまくって学んだ事。
そして、入所説明会の記載をしたものもまきまくった。大晦日は友達と一緒に夜中じゅう2000枚を2人で配った。
あのときはマジで疲れたけど今までにない爽快感!
めっちゃ気持ちの良いお正月を迎えた。
そして、まいてまいてまきまくって。
とうとうきた!
入所説明会
2月の毎週土曜日にやることにして4回も受けた。
2名の方が説明会に来てくれた。
一生懸命に伝えた。
学歴を聞かれたり、資格を聞かれたり。
わたしは誰よりも子どもの気持ちがわかり、寄り添って育てられるって思っていたが結局、聞かれるとこはそこだったな。伝わっているかわからないけどそれでも全力で伝えた。
昔、たった3ヶ月しか行っていなかった保育科短大時代。髪は赤紫、ミニスカ網タイツ豹柄ネイルバッチリで通っていた時に毎日のように先生に怒られていた。
あなた。その髪。どうにかしなさい。
なんでですかー。いやですけどー。
なんていってたりして。
先生には何度も見かけは大切。そんな格好じゃ誰も預けないわよ!っていわれたこともあったりした。
そんな事もあったから入所説明会は大人になって黒髪、バッチリスーツ、黒縁メガネ。
わたしも大人になったな〜とか思いながら説明会をして。
初日に2名来たけど、来週は何人来るかな⁈ってあまり手応えを感じられなかったから次に期待しながら一週間待った。
今から入所説明会!とTwitterかな。
自撮りアップして待っていたんだけど。
何時間待っても…
誰も来なかった
まー。
しょうがないよ。
そんな時もあるよ!
めげずに頑張ろう!!
チラシをまいてまいて1週間経つのを待っていた。
待てど暮らせど来ない。
やっぱり…
誰も来なかった!
悲しくなった。
なんでこないの?
こんなにやる気あるのに。
我が子と同じく全力で育むのに。
なんでなんでなんだ!
かなり凹んでいた。
チラシをまだまだ追加して印刷してまきまくり。
だれもこなかった
絶望的な気持ちになった。
会社を立てても生徒がいなければ意味がない。
やりたい子どもの育み。
人がいなければわたしの良さもわたしのやりたいことも全く伝わらない。
結局、入所説明に来てくれたのは2人だけ。
しかも、見込みは全くない。
実質、0人だ。
このままでは本気でやばい!!
どうしようかと考えた。
近所の地区センターや保育園、幼稚園は回りまくった。小学校でチラシを配っても良いか電話をして許可をもらい配りに行った事もある。
チラシを置いていただけないでしょうか。
しかし、保育園や地区センターのほとんどは首を横に振った。
私立の幼稚園でさえ、自治会長と仲良くしているので他の学童はちょっと…といわれた。
どうも、その当時の自治会長が学童に携わっているので地域のつながりはかなり強いことを知った。
小学校のチラシ配りは快諾いただいたものの、近隣の学童に携わっている偉い人に絡まれ、なんとか得意なコミュニケーション力で乗り切ったが、あとあと無視されたりした。
地域のつながり…
かなりめんどくさい。
しかし、繋がりがあればもっともっとヒトを集めることができたんじゃないかとも思った。
株式会社だけに。
地域のつながりがないだけに。
経験がないだけに。
まだ若いだけに。
実績がないだけに。
生徒を集めることができなかった。
どうしようか本気で悩んだ。
当初の予定では損益分岐点は15人。
集まらなかったら毎月赤字だ。
頭をかかえた。
どうしたらいいかもわからなくなった。
そんな時に一本の連絡が!
わたしは泣いた。
マジで泣いた。
嬉しかった!
ママ友に感謝した。
心から感謝した!!
これで首の皮一枚繋がった。
ここは絶対にとり逃すことができない。
この4人を逃さずに入会してもらって
絶対に実績にしてやる。
この子たちをあっといわせるほどの成長を遂げさせて、周りに認めさせるんだ。
どんな子だろうがわたしは絶対に成長させられる揺るぎない自信がわたしにはあった。
そんな熱い熱い気持ちを胸に最後のチャンスの入所説明会を向かったのだった。
続きは次回。
さて、どうなるでしょうか。
お楽しみに!
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