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英語やってアメリカに行って優しくなった話

大学卒業して割とすぐアメリカに行ったんだけど、価値観がだいぶ変わった。出生から大学までは北海道にいたから、根本は日本人。

年齢を重ねて賢くなったのもあると思うけど、アメリカ生活で変わったなという視点も共有したい。

アメリカに行って優しくなって強くなったと思う。長すぎるので、この優しくなった話を前編とし、強くなった話は次の記事で後編として書く。

このnoteを書くとき、アメリカの生活と今の生活を照らし合わせて、自分の変化や当時の記憶を思い出す。その中で、変わったことはたくさんあるんだけど、大きく優しさと強さの2分類にできることに気づいた。

人が第三者に評価されるときは常に二つの観点――「強さ」と「温かさ」からはかられています。 「強さ」と「温かさ」は、そのどちらかだけを備えていても、魅力に欠けてしまいます。両者のバランスが、人を惹きつけるポイントなのです。

この本によると、人の心を掴むポイントは「強さ」と「温かさ」らしい。noteを始めるだいぶ前に読んで、思い出したので紹介。このnoteを書き終えて、思い出して読み返したんだけど、私は「強さ」と「温かさ」をアメリカで磨いたなと、再確認した。周りにいる人のことを考えながら読むとおもしろいよ。

社会人経験のベースをアメリカで作って、数年あっちで生活してたので、マインドセットというか考え方がアメリカ寄りの大人になった。一番変わったことのひとつは受け入れ力だと思う。動じることがあっても、大体のことは一呼吸おけば「そうなんだ〜」で受け入れられるようになった。

アメリカで「日本では〜なのにありえない!」というトピックは現地で日本人同士でとても盛り上がる。Twitterでもバズりやすいよね。in personでもそうだよ。アメリカでショックだったこと、嫌だったことを面白おかしく話して、共感したりすることで何時間も過ごせるし、仲良くなれる。

でも私は、渡米前でも目の前にあることの文句はあまり言いたくないタイプだったので、日本人と付き合うのをやめた。
別に日本人が悪いわけじゃない、嫌いとかじゃない。英語を上達させたいから自分を追い込みたいとかでもない。ただ、そういうトピックってうけるし、面白いから良いice breaker topicになるんだよね。本当にうけるしびっくりするから、楽しいのは本当。アメリカ在住の先輩方に色々教えてもらえるのもありがたかったし、心強いのは間違いない。

でも、またアメリカにいなければ経験しなかっただろう嫌なこと、不満にぶち当たったときに、「日本だったら」と考えるのが嫌だったので、私は日本人コミュには行かなくなった。誰かに髪の毛を引っ張られて飛行機に突っ込まれたわけじゃないから、アメリカで経験することはもう、アメリカはそういうもんだと捉えるようにした。

そういう生活をしてたら、アメリカと外国人とか英語関係なく、日本人に対しても全部「そうなんだ〜」って受け入れるようになった。

日本人同士でも色々生活習慣、価値観の違いがあるじゃない。渡米前よりも格段に、他人の意見を尊重できるようになって、そっとしておくようになって、余計なことを言わなくなったので結果優しいという評価をされるようになった。

「そうなんだ〜」で流せるようになったこと

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