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リチャード・ドレイファス「多様性の押し付けに吐き気がする」 下らないニュース解説番外編5

前回のジョンローレンスサリバンの件でテレビ局が謝罪し、デザイナー側もインスタの投稿を削除し、これにて一件落着(金さん)になった雰囲気な今回のニュースはこちら。

※そういや金さんといえば私的には杉良太郎なんだが、皆さんはどうだろう。京都で引き籠ってた頃にKBS京都で毎日昼12時から杉良太郎の金さんやってたからな。

アカデミー賞の多様性基準に「吐き気がする」、俳優リチャード・ドレイファスが発言

ちょっと前のニュースで、そういえば『ジョーズ』の3人の中で生きているのはフーパーだけか、ロイシャイダーもロバートショウも亡くなったからなあ、というのが第一印象。

あと、『未知との遭遇』は面白いけど最後に宇宙人の姿がモロに出てくるとこだけ残念で、『スタンドバイミー』はコリーフェルドマンの演技が光るというのは以前書いた通り。

 それはともかく、フーパーの「吐き気がする」は正論中の正論で、私が寝込むほどショックを受け口に出すのも嫌な『最後のジェダイ』はもとより、ピノキオの妖精やピーターパンのティンカーベルやリトルマーメイドやクレオパトラ等、ふざけたことばっかりやっとるからな。

それで「つまらない」「面白くない」「駄作」「ゴミ映画」「時間の無駄」「エド・ウッド作品見ていた方がマシ」などと正直な感想を言おうものなら、やれ人種差別だのヘイトスピーチだのと見当違いなことを言ってくる。

『ビバリーヒルズコップ』、『ウィズ』、『燃えよドラゴン』みたいに、人種が何であろうと面白いものは面白い、逆につまらないものはつまらないのに、本当につまらないものをつまらないと言って何が悪いというのでありましょうか。

大体、本当の意味での「ポリコレ」映画の一番は、他ならぬイーストウッドの『グラントリノ』であり、これを超えるポリコレ作品を作る能力がないから、配役やスタッフの割合だ何だで誤魔化すしかないというのがハリウッドやディズニーの現状なのでありましょう。

これは性別についても同じで、フェミ映画の最高傑作は間違いなく『エイリアン2』、次がおそらく『ロング・キス・グッドナイト』だろうから、下らん配役なんぞで誤魔化さずに面白い映画作ってみろって話でございますな。

スーパーマンをホモにして何が楽しいのか

あとこの手の話で一番たまげたのが例のスーパーマンの漫画。

なんかスーパーマン(正確にはカル・エルの息子)が紫髪の男と「幸せなキス」をしている画像があって、また淫夢厨かとしあきが悪質なコラを作ったのか!と呆れていると、何と!公式絵だというではございませんか!!

もうこうなると笑うしかなく、クリストファー・リーヴが演じジョン・ウィリアムズの音楽が流れるスーパーマンを小学生の頃に夢中で見ていた私の思い出が踏みにじられた気がしてなりません。
何でスーパーマンが野獣先輩と化しているの?アングルもソックリやし。

スターウォーズと同様、思い出を踏みにじられた私の人権は一体どうなるのでしょうか?

「スーパーマンの呪い」が演者やスタッフのみならず、作品自体にも及ぶとはたまげたなぁ…

以上、ポリティカルコレクトネスを求めてアカデミー賞授賞式を欠席したマーロン・ブランドがハリウッドの現状を見たら何を思うかとか考えたけど、今更そんなん考えてもしゃあないし、

そもそも見る側は映画が面白ければそれで良く、映画界がどうなろうが人生の大勢には影響ないし、映画なんぞにマジにならずにもっと「大人になれ」とユアストーリー的なことを言いつつ、今回はここまで。

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