yoshihiko_tochinai

10XのRetail Strategy & Opsリード ← Amazon F…

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10XのRetail Strategy & Opsリード ← Amazon Fresh Head of SCM ← Amazon Sr. PM (Selection戦略リード) ← 外資戦コン🇯🇵 ← USCPA in NY🇺🇸 Twitterフォローください @mani_0417

最近の記事

メトリックスを見るときは事業の全体感を把握するのって大事だよね、というお話し

10XでRetail Strategy & Operationsの本部長をしている栃内(Tottiと呼ばれてます)です。 まずは簡単な自己紹介を。 10年弱コンサルティング業界でキャリアを積み、その後Amazonの消費財事業部で日本における品揃え戦略の責任者、Amazon FreshでHead of SCMを経て、2021年11月に10Xに参画しました。現在は小売パートナー様のEC事業を伸ばすための戦略立案や、店舗や倉庫などのオペレーションを構築する部門を組成しリードしていま

    • 10Xで新しい組織を立ち上げたお話し

      はじめにここから少し組織の話をしようと思います。 10Xに来るまでは、コンサルやAmazonと既に組織が存在していた中で働いた経験しかなく、スタートアップにきて初めて”Retail Strategty & Operations(RS&O)”という新しい組織をゼロから立ち上げる、ということを経験させてもらいました。 今回の記事では、この新しい組織の10Xにおける役割の紹介と、現在RS&Oで働いてくださっている方々の職掌やバックグラウンドの説明、そして現在どんなポジションを募集

      • 事業の成長構造を理解してレバーを明確にする

        注)この記事は”10Xに入社して見えてきたPMFの実現方法”のパート3となります。パート1から読まれることをオススメします。 サマリー事業を継続的に成長させるためには、その成長構造を理解して適切なレバーを引くことが重要である。10XではStailerのFlywheelを定め、全ての機能・非機能の開発をこの構成要素となるレバーに紐づかせている。今回はSelectionの具体例を紹介し、どのように組織の中で取り組んでいるのかを説明する。 事業成長の鍵となるFlywheel10

        • 小売パートナーの事業が成功するために

          注)この記事は”10Xに入社して見えてきたPMFの実現方法”のパート2となります。パート1から読まれることをオススメします。 サマリー僕たち10Xが取り組んでいるネットスーパーの複雑性として、CXを維持するために品揃えの拡充や、適切なサプライチェーンやオペレーションが重要であるというお話し。それに立ち向かう小売の戦いの歴史や、10XがWhole Productを提供し、ビジネスを成功に導こうとしているかについて書いた。 ネットスーパーというビジネスモデルの複雑性いきなり辛

        メトリックスを見るときは事業の全体感を把握するのって大事だよね、というお話し

          10Xに入社して見えてきたPMFの実現方法

          サマリー10Xに入社して9ヶ月、色々なチャレンジと達成があった。それを支えるのは創業者矢本の突き抜けたスキルとワークスタイルが自分に合っているからだと思っている。事業も成長し、小売パートナーからの引き合いから、これがPMFなのかなと感じることが多い。10Xがいかに事業を進化し続けているのかを書く。 10Xに入社して9ヶ月目に突入昨年の11月に10Xに入社して9ヶ月がたった。 気がついたらあっという間の9ヶ月と簡単に片付けることもできるけれど、ふと思い返すだけでたくさんのこと

          10Xに入社して見えてきたPMFの実現方法

          仕組化のフレームワーク

          サマリーやれ仕組化だと言われるなか、どうやって仕組化するべきなのかを教えてくれるものはあまりなかった気がする。Amazonで学んだ仕組化のためのフレームワークと、重要なポイントを説明。 仕組化をするには: ①Inputと期待するOutputに変換するツールがあり、 ②その仕組が組織に浸透する設計となっており、 ③継続的Outputの質を見直すような体制が必要。 何かのアクションを頑張るなどの人の善意(Good intention)に任せるのではなく、スケーラブルな仕組み

          仕組化のフレームワーク

          不確実な未来の探索の仕方

          サマリー戦略コンサルや、新規事業の立ち上げや、スタートアップでのお仕事において何が正解なのかの不確実性は必ず付きまとう。それらを乗り越えて未来を探索するためには、新入社員であろうと、マネジャーであろうと、社長であろうと、ポジションに関係なく”構造を理解し”、”共通理解を積み上げ”、”スタンスをとる”ことで、少しずつ前進させることが重要だと考える。 はじめに前回の新シリーズ(”不確実な未来の探索 - 仕組み化と0.01%のBpsの世界”)の告知(2月)から今回の続きを書き上げ

          不確実な未来の探索の仕方

          これだけ見ればとりあえずOpenSeaでNFTを買えるNote

          初めに今回はNFTの知識も、アカウントも、暗号通貨も持っていないけれど、とりあえずOpenSeaでNFTを購入したい!という、”ないものづくしの丸腰の人”が対象の記事となる。 もしかすると、ここに買いてあるやり方以外にもっとスマートな方法も存在するのかもしれないが「とりあえずNFTを購入する」というミッションさえ達成できればいいということで、ご容赦いただきたい。 買い方だけはよ教えてくれ、という方は下記の”買い方の全体像”のセクションまでスキップどうぞ! 僕自身、初めて

          これだけ見ればとりあえずOpenSeaでNFTを買えるNote

          不確実な未来の探索 - 仕組化と0.01%のBpsの世界

          サマリー前シリーズでは、小売ECの品揃えというニッチな世界について書いた。今回は”不確実な未来の探索 - 仕組み化と0.01%のBpsの世界”というシリーズで、スタートアップや新規事業という不確実な要素しかない世界において、そのまま適応できそうな経験について書いてみようと思う。 はじめに前回のシリーズでは、小売ECの品揃えという幾分ニッチな世界について書いていたにもかかわらず、嬉しいことにとても多くの方からフィードバックをいただけた。 実際にDMをくださり、数時間にも渡り

          不確実な未来の探索 - 仕組化と0.01%のBpsの世界

          Selectionと戦った10,000時間:最終章 - 品揃えのLife Cycle Management

          サマリーSelection PdMの仕事を要約すると”商品を獲得し、売れる土俵に乗せ、売れ筋を作り、利益を最大限に確保する、そして時には品揃えから落とす決断をする”という商品のLife Cycle Management。その最後の部分の利益担保のためのAmazonの取り組みと仕組みに関し説明。Selectionと戦った10,000時間の最終章 売上と利益、どっちが大事なんですか?ある全体会議のときに新卒のバイヤーの子がこんな質問をした: ”年間ターゲットでトップライン(売

          Selectionと戦った10,000時間:最終章 - 品揃えのLife Cycle Management

          Selectionと戦った10,000時間:第5弾 - 戦略的にスター商品をつくりだす

          サマリーAmazonのプライムデーなどのセールでバカ売れし、その商品がもつ実力以上の売上をつくる超売れ筋の”スター商品”たち。これらがどのように出来上がり、その裏側にどのような戦略があるのかを言語化してみた。セールでの露出という王道の戦い方の中で、如何に戦略的に”スター商品”をつくるかが、Amazonの継続的な事業成長に繋がっていているというお話。 前回までのおさらいこれまでの連載でAmazonのSelection戦略(品揃え戦略)に関して書いてきた。 Amazonにおけ

          Selectionと戦った10,000時間:第5弾 - 戦略的にスター商品をつくりだす

          10Xへの転職 - Let curiosity be your compass. It remains Day 1.

          2021年最終日、今年を振り返って大きな話からはじめると、僕に限らず世界中の人の生活に影響を与えたコロナ渦での生活だったと思う。 これを書いている2021年の大晦日次点では少し落ち着いているようにみえるが、ヨーロッパでは1日に何十万人も感染者が報告されていて、医療機関も逼迫している。まだまだ2020年以前のの日常に戻るには時間もかかりそうだ。 改めて人間の適応能力って本当にすごいなと思うのが、コロナ前は絶対に成立しないと思っていたリモートワークが既に多くの企業で当たり前に

          10Xへの転職 - Let curiosity be your compass. It remains Day 1.

          Selectionと戦った10,000時間:【その4】売れないのは商品のせいじゃない

          サマリーSelectionは獲得するだけではいけない。ちゃんと売れる土俵に乗せてあげるために、てをかけてあげなければいけない、というお話。Selectionを獲得した後に、カスタマーの当たり前クオリティを担保するために最低限必要な3つのポイントと、なぜそれらがe-commerceにとって重要なのかを書いてみた。 獲得した後に何をすればいいのか先日まで3回に渡り”Selectionの獲得”に関する考え方について書いた。 「どのような売場をカスタマーに提供するのか」ということ

          Selectionと戦った10,000時間:【その4】売れないのは商品のせいじゃない

          エッジを立たせたキャリアの積み方

          サマリー留学、戦コン、Amazon、10Xときて、今でこそさもありなんと説明できるが、キャリアの選択なんてその時のfeelingだった。最近、話や文章や図がわかりやすい、と本当に嬉しい言葉をかけてもらうことがある。こういう場だし、思ったこといえばいいと思うので、自己紹介がてらどこで何を学べたか書いてみた ちょっと一休みして軽いおはなしNoteを初めて4日目、既に4日連続でかなりマニアックなSelectionのお話をかいたので、もっと一般的でライトなお題を書こうと思う。 最

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          Selectionと戦った10,000時間:【その3】じゃあ、いったいどこまでSelectionを獲得すればいいのよ?

          サマリー前回①獲得するフェーズとして「カスタマーの日用消費財購入のGo to storeとなる」ために「重要な競合に対して徹底的に同質化をとる」と説明。この同質化のロジックを深堀りする。また”同質化”による後追いモデルから、いかに”差別化”するかの説明を加え、このフェーズの締めとする。 どこまでSelectionを獲得するの? 世の中には一体どれくらいのSelectionが存在するのだろう。 Selection大臣として各国の数値の比較は定期的にしていたが、事業規模からい

          Selectionと戦った10,000時間:【その3】じゃあ、いったいどこまでSelectionを獲得すればいいのよ?

          Selectionと戦った10,000時間:【その2】Amazonってどんな売り場を目指しているの?

          サマリー今回の記事では、Selectionには4つのフェーズがあり、①獲得するフェーズ、②売れる土俵に乗せる、③更に売りを伸ばす、④儲かる売り方を工夫すると定義。今回は①獲得するフェーズの説明として、Amazon消費財事業部のSelectionの目的である「カスタマーの日用消費財購入のGo to storeとなる」を達成するために、「重要な競合に対して徹底的に同質化をとる」というActionを打っていることを説明。 前置きこれから数回に渡ってSelectionに関して書いて

          Selectionと戦った10,000時間:【その2】Amazonってどんな売り場を目指しているの?