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#3「自律的」な生徒・選手を育てるために

 今回は「ほめる」と「ねぎらう」の違うについて、僕の育てる生徒・選手の理想像を交えながらお話したいと思います。

1.育てる生徒・選手の理想像

 教える全ての生徒、選手に「自律的な生徒や選手」になってほしいと思いながら普段、僕は指導を行っています。

2.自律とは

 「自ら考え、自ら判断し、自ら決定し、自ら行動すること」です。

3.なぜ「自律的な生徒・選手」になってほしいのか

 僕は、勉強の成績を自ら伸ばすことのできる生徒、スポーツにおいて自分の能力を自ら伸ばすことのできる選手というのは、「どうしたらできるのか?」という問いを常に追求している人であると考えていますし、世の中に出たら、自ら考え行動することは、あたりまえであるとも考えています。そのように考えるため、僕が関わる生徒・選手には、「自律的」になってほしいと考えています。また、今の子供たち(僕も含めて)は大人たちから与えられることがあたりまえとなっており、自ら考えることが少ないと思います。ですので、そのような点から変えていく必要があると考えます。

4.どのように子供たちを「自律的」にしていくのか

 生徒・選手たちを「自律的」にしていくためには、「どうしたらできるのか?」という問いを常に考えるようなマインドセットにしていく必要があると考えます。具体的には、周りにいる大人たち(教師、コーチ、親)が子供たちに対して、継続して「成長感」を与えていく必要があると考えます。継続して成長感を与えていくことで、自ら自分のことを考える習慣がつくと考えます。その「成長感」を与える過程の中で大事になってくるのが「ほめる」と「ねぎらう」の違いです。

5.「ほめる」と「ねぎらう」の違い

・「ほめる」

 良い結果が出た時に初めて生じるものであり、結果が出なければ生じない。

・「ねぎらう」

 結果が出るまでの過程における、気づき、意欲、行動について成功、失敗については関係ないもの。

6.「ねぎらう」ことの重要性

 子供たちに「成長感」を与えていくためには、ほめること以上に「ねぎらう」ことが大事になってくると考えています。子供たちの周りにいる大人たちが、結果に対して褒めだけを行っていては、結果出なかった時に、子供たちは、自信をなくし、考えることをやめてしまいます。そのため、周りの大人たちは子供たちに対して、多くの「ねぎらい」を与えることが重要です。意欲があること、行動できたこと、できていないこと、わからないことに気づけたことなどに対して「ねぎらう」ことで子供たちは、行動する意欲が高まり、継続して、自ら自分のことを考えることを行うと考えています。

 今回はここまでにしたいと思います。

 あくまで僕の意見ですのでお手柔らかに😅

 読了いただきありがとうございました😊

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