圧倒的品数と驚きのコストパフォーマンス「すし晴」さん。
赤坂にある「すし晴」さん。
扉を開けると、地下への階段が見える珍しいアプローチ。
L字のカウンター。
蛤のスープから、優しく胃を起こす。
ここで一貫、塩釜の中トロ。濃厚な甘い脂。シャリは、酸味がキリッと立つ、塩気は穏やかで米の粒感もしっかりと存在感を放つ。握りが大きいのも嬉しい。
流れるような所作の握り。肴と握りが織り込まれた構成。
天然の岩海蘊。
帆立、塩と山葵でいただく。
初鰹、玉葱とミョウガでさっぱり。
四年物の海胆、甘味を味わう。
蛍烏賊の沖漬け。
炙った蛍烏賊。
とろとろの子持ち槍烏賊。
鮟肝の巻物と秋田の一白水城をペアリング。
焼物は、太刀魚。
鯵、透明感のある脂がとろっと溶ける。口内に旨味が満ちる。
澄んだ色の剣先烏賊、細く整えられねっとりと甘味が滲む。
鳥貝、舞鶴。香りが鮮烈で艶のある甘味が魅力的。
春子、ふわっと昆布が香り塩が甘味を引き立てる。檸檬も使用されるが嫌味はなく品のある味わい。
子持ち昆布のフライ。
鰯、脂がたっぷりで酢の浸透具合が抜群。秀逸なオイルコントロール。
茹で上げの車海老。極めて温度が高く、甘味を強く感じる。
一貫目と異なる魚体のトロ。仄かな酸味を滲ませ清々しい脂が溶ける。後半を飾る一貫。
海胆、バフンウニとムラサキウニのマリアージュ。
漬け、濃縮された旨味に胡麻の風味が香る。
穴子、熱々でほろほろっと繊維が解ける。同時に香りも立ち上がり旨い穴子だ。
山葵の利いた干瓢、巻きはセルフ。
浅蜊の椀物。
焼き立ての玉子。
スイカ。
豊富な品数と圧倒的コストパフォーマンスに驚く。
御馳走様でした。
・Instagram
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