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NASDAQとS&P500どちらを見る??相対指数から読み解く日本株への影響

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≪≪本記事は2024年7月の記事ですが、将来に渡って役立つ情報が掲載されています。ブックマーク保存して定期的にチェックしてみましょう。≫≫

アメリカの長期金利である10年債利回りの低下が、ハイテク株買いを誘引する要因となっている。しかし、現在の長期金利の推移を見ると、26週線や52週線は上向き基調を維持している。

週足(白線:26週線、黄線:52週線)
2021年12月と2023年5月に線が交差している。そして、今も交差している。

2021年以降、短期的にはこれらの線が近づく場面が2度あったが、その後、長期金利は更なる上昇を続けてきた。このため、今後も同様の推移(上昇)を想定するのが投資家だろう。

NSADAQの値をS&P500の値で割った相対指数を見ると、長期金利の上昇初期から中期にかけての2021年から2022年までの2年間、相対指数は下落し、S&P500がNASDAQよりも優位な状況が続いた。

日足

しかし、2023年1月を底に上昇に転じ、特に2023年後半は利下げ期待でハイテク株が買われ、現在(2024年7月15日)もNASDAQ優位のトレンドが続いている。ただし、既に高値水準に達しており、ここから長続きはせず、再びS&P500優位のトレンドに戻る可能性も十分あるだろう。

こうしてみると高値圏であることが分かる。
緑ゾーン(NASDAQ優位)、赤ゾーン(S&P500優位)

次に、S&P500が優位になる場合、日本株への影響について分析する。

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