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トランジション、カウンタープレッシング

皆さん、この頃DAZNでサッカーの試合を見た時に
「トランジション」という言葉をよく
聞かないでしょうか?

「カウンタープレッシング」という言葉は
まだ聞かないですが、、、

初めて聞く方はなんだそれ!っと思いますよね笑

今回はその謎めいた「トランジション」と
「カウンタープレッシング」について
解説していきます!

難しくて頭が痛くなるかもしれません笑笑

トランジションとは

サッカーの試合では大きく別けて
2つの局面があります。

それは
ボールを保持している時間=「攻撃」

相手にボールを保持されている時間=「守備」
です

トランジションはこの2つの局面を
移行する際に起きるボールを奪取または
喪失直後の短い時間帯を指します。

なのでトランジションとは、
ボール奪取あるいは喪失直後の短い時間帯だと
思ってください。

ボール奪取直後をポジティブトランジション
(守備から攻撃への移行期)
ボール喪失直後をネガティブトランジション
(攻撃から守備への移行期)

と呼びます。

そして試合は以下の図のように
4つの異なる曲面がループしながら
行なわれています。


カウンタープレッシングとは

本来は「攻撃の局面」でボールを失えば、
一度下がって陣形を組み直すこと
(ネガティブ・トランジション)
によって「守備の局面」へと移行し、
相手からボールを回収すれば
攻撃の体制へと切り替わる
(オフェンシブ・トランジション)
ことによって再度「攻撃の局面」を作り出す。
この連環的な局面のサイクルを、逆行することを
可能にするのがカウンタープレッシングです。

カウンタープレッシングの定義は
「ネガティブ・トランジションの局面で、
相手からの即時奪回を狙うプレッシング」となり、
守備に切り替える局面でボールを「奪取」することによって、「守備の局面」を生み出さずに
「攻撃の局面」へと強引に押し戻す。

とされています。

私は今現在このトランジションと
カウンタープレッシングの質が1番高いチームは
リヴァプールだと思います。

前線で奪われた際、マネ、フィルミーノ
ヘンダーソン、ワイナルデュムなどが
瞬時に相手を潰していきます。

カウンタープレッシングを起こすには

試合中に相手のバイタルエリアなどで
攻撃をしている事を想像してください。

「ボールを失ってからの数秒」の陣形は
「攻撃の局面」における陣形に近いです。
なので攻撃時にカウンタープレッシングができる
最適な距離感を保てていれば、
「カウンタープレッシング」が成功する
確率も上がります。

今の時代は
もはや攻撃と守備は切り離された
2つ局面ではありません。

言えばカウンタープレッシングが
上手くハマり続ければ
ずっと攻撃を行えるということですよね。

カウンタープレッシングについて
クライフは以下の言葉を残しました

“Do you know how Barcelona win the ball back so quickly? It’s because they don’t have to run back more than 10 metres as they never pass the ball more than 10 metres.”
「どのようにバルセロナは時間をかけることなく、ボールを奪い返すのでしょう?10メートル以上の距離でパスを出さないので、奪われたときに10メートル以上を走る必要が無いのです」ヨハン・クライフ

攻撃時にパスを繋ぐ為にとった
ポジショニングが味方に近づくほど、
相手がスムーズにポジティブ・トランジションでの「攻撃の局面」に移行することを妨害できる
確率が上がっていきます。

そして相手ゴールに近い位置でボールを奪えるほど
ゴールを奪える確率も高くなります。

解説は以上です!笑

昨年にCLを優勝したリヴァプールは
トランジションとカウンタープレッシングの質が
とても高く、良い参考になると思います!

資料を載せていただいた
結城康平さんありがとうございました!

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