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いい音と、良い音楽と

Spotify、Amazon Music HD、Apple Music。
お試し期間中のもあるが、私が利用している音楽系サブスクサービスだ。

通勤移動中は読書か居眠りに集中しているので音楽は聞かない。
だから、音楽を聞くのは自宅か車の中。

PC+イヤホン(or ヘッドフォン)で聞くことが多い。
もしくは、旧時代的と言われそうだが、ステレオスピーカーとアンプのセットで、音量を大きめにして聞くこともある。

どのサブスクも押し並べて音が良い。
あらゆるジャンルの曲が聴き放題とは、いい時代になったものだ。
お陰で買い溜めたCDは無用の長物になってしまった。

個人的な使い勝手の理由でSpotifyの利用が多いが、どのサービスを取っても音質的には肩を並べている。
同じ曲で聴き比べても殆ど違いは無い。

もちろん、分析的に聞けばあれこれ突っ込める部分はあるのかもしれないが、聞くのは音ではなく音楽なのだ。
多少の音質の違いは、まぁいいじゃないか。

でも確かに、聞いた瞬間に「音がいい!」と耳が喜ぶ曲が間違い無くある。
ビットレートや情報量の問題だけではなく、楽曲制作過程での音の作り込みの違いもあるのだろう。

楽曲を作る際は、リスナーがどういう機器で聞くのかを想定して調整しているはずだ。
イヤホンやヘッドフォンで聞く人、車の中で聞く人が圧倒的に多くて、ステレオで聞くなんていうマニアックな人は少数派なのだろうから、きっと小さな機器で再生されることを想定してミキシングやマスタリングされているのだろう。

とはいえ、イヤホン再生をターゲットに作られれた楽曲であっても、いい音と感じる曲はステレオで再生すると、より圧倒的だったりする。

ステレオの利点は、部屋の空気全体を震わせて音楽を楽しめる点にある。
その音楽体験はイヤホンでは味わえない。
ライブでのようにPAによって再生されるような強烈な音とも違う。

上質で大きなスピーカーから出てくる音は耳に心地よく、素直に音楽空間に誘ってくれる。
上質なアンプを通して再生される音は、大きな広がりを演出してスピーカーの存在を消してくれ、ボリュームを上げてもうるさいということが無い。
まさに音楽に包まれて、身も心も委ねることが出来る。

対してイヤホンのように耳に近接して直接脳に音が届けられるシステムでは、私だけに音楽を注入されているようで、音楽との一体感が格別だ。
どんな場所にいてもイヤホンを装着した瞬間にプライベートな音場が音楽だけの正解に引き込んでくれる。
外界をシャットアウトして音楽に浸るには最高の環境だ。

私の場合、どんな環境で聞くにしても、一定レベルの「いい音」で聞きたいと思ってしまう。
もちろん、聞くのは音そのものではなくて音楽だ。
けれど、再生ボタンを押した瞬間にその音楽の世界に溶け込むような体験を一度してしまうと、より良い音を追求したくなるものだ。

noteの記事を書くときは、ShureのイヤホンやヘッドフォンからPCのSpotifyで再生する音楽が流れている。イヤホンはPCのイヤホン端子に直接刺すのではなく、USBインターフェースを使用している。

今は『和田貴史のモニター確認用リファレンス音源』というプレイリストがお気に入りだ。

私のnoteは常に良い音の良い音楽とともにある。

おわり

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