主体的・対話的で深い学び④ 動画「社会科における『主体的・対話的で深い学び』」

小学校6年生の歴史学習における「主体的・対話的で深い学び」を具体的に示しました。②でも述べましたが以下のマガジンをご確認の上、この動画をご視聴くださいますようお願いいたします。

マガジン「論理的思考・表現の在り方(構造編)」
https://note.com/tnrqw/m/m4e87949d0917
マガジン「論理的思考・表現の在り方(内容及び実践編)」
https://note.com/tnrqw/m/m39ca3be53a1d

本時の学習課題は「飛鳥・奈良時代とはどのような時代だったのでしょうか」というものです。以下の年表で示したものをクラス全員の「知識」であると仮定しました。

  <年表>
  ー飛鳥時代ー
592 推古天皇即位
593 聖徳太子摂政
607 遣隋使派遣
630 遣唐使派遣
645 大化の改新
708 和同開珎流通
  ー奈良時代ー
710 奈良に遷都
724 聖武天皇即位
752 東大寺大仏完成
753 鑑真来日

まず「主体的な学び」とは、年表にある知識を「なか」として「はじめ・なか・おわり(=まとめ)」の論理的構成で説明文が表現できる(言語活動ができる)ということになります。そしてその「主体的な学び」はクラス全員が共通のルール(論理的構成)で行われていることになります。
それを踏まえた「対話的な学び」によって、「なか」が多数および多様になるとともに、あらたな「おわり(=まとめ)」にも気付くことができたわけです(「深い学び」となったのです)。
特に、年表にない「十七条の憲法」に気付けたということはすばらしいことです。ここまで「深い学び」となることが理想となるでしょう。


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