#高野秀行
高野秀行著「トルコ怪獣記」読了
高野秀行さんの「トルコ怪獣記」を読了。この本も高野さんワールド全開でめちゃめちゃ面白かった。それにしても高野さんの周りには奇縁が多い、多過ぎる!彼の熱意と魅力が国籍問わずあらゆるものを引き寄せるのだろう。第4章(最終章)の湖での検証シーンでは高野さんの滑稽な奮闘ぶりとそのひたむきさに胸が熱くなり、自然と目が潤んでいた。これまで高野さんの本は何冊も読んできたが、間違いなく私の中で上位に位置する勇気と
もっとみるメルボルン滞在6日目①
6時50分に目覚ましをセットしていたが、6時半に目が覚めた。今日も曇り。部屋を整え、キッチンでオーツミルクを温めてゆっくり飲む。
宿を出ていつものcafeに向かって歩き出す。めちゃ寒い。マフラーしてくれば良かった。真夏とは思えないこの寒さ。
cafeには、いつもの唇にピアスの女性と浅黒いマスターがいた。なんだかほっとする。スムーズに注文でき、席につくとすぐに彼女が珈琲をもってきてくれる。腰痛探
冬の箱根旅行(2日目)
昨日は夕食のあと再度温泉に入り、サ活1セットして夜10時過ぎに寝た。翌朝は朝早く起きて軽く走ろうと思っていたが、起きたのは8時少し前で、すっかり寝過ごしてしまった。よく言えば、ぐっすり眠れた。温泉効果なのか朝まで浴衣一枚でも全然寒くなく体がポカポカと暖かい。家内も同じ感想で「ここの温泉ほんといいね」と言っていた。
で、もちろん、起きがけそのまま朝風呂に行き、サ活も1セットしてから部屋に戻って着替
世にも奇妙なマラソン大会
「世にも奇妙なマラソン大会」。ノンフィクション作家(辺境ライター)高野秀行さんの著書4冊目を読み終えた。
いやあ、今回も面白かった。
冒頭の『私には「間違う力」があると言われる。本当にそれは「力」なのか、それとも馬鹿にされているだけなのかはよくわからない。』という書き出しから高野節炸裂。
深夜、勢いでサハラまんじゅうマラソンに申し込み、その2週間後に大会出場を果たす。いつもながら高野さんの行