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倒産寸前にある兆候を逃すな。

今日天気がよくても明日の天気はどうなるかわからないくらい、今小売店と言われている実店舗のお店は先行きが不透明な状態になっていると思います。

今日は少し生々しい倒産までのどのようにした流れでしていくのかについて記事にしていきたいと思います。

僕は過去に二回も倒産を経験しました。
(1件はおじいちゃんのお店、2件は前職)
流れがこうなるなーってのがぼんやりと見えてきます。

僕は出来る限りお店や会社が好きなので持ち堪えて営業をずっとしたいと思っていますがどうなるかわかりません。


項目一覧
営業時間や定休日が変わる。
売上への取り締まりが厳しくなる。
ボーナスや報奨金の制度がかわる。
入荷予定の商品が入ってこない。(厳密に言うと入れらない。)
メーカー、親会社から規制が厳しくなる


目で見て、感じやすい項目は全部で5つになります。
役員や、管理職が辞めるも入れるか悩みましたが、目で見て感じにくいですし、辞めてからのタイムラグ(時間差)があるのでわかりにくいので項目から除外しました。

営業時間や定休日が変わる

一見するとなんの問題もなさそうですが、売上が順調に推移している時はほとんど変わることが少ないのですか、経営が傾き始めると少しでも売上が欲しいので、定休日をやめたり、営業時間が長くなったりする傾向があります。
また、お客様も困惑してしまうケースをよく目にしています。
そういったところから、疑問視されていることには気づかずにやってる可能性があります。

売上への取り締まりが厳しくなる

こちらも、先程の理由に近く日々の売上しか見られなくなります。
お客様が価値を感じてお金を支払っていることなどはお構いなく売上のことで頭がいっぱいになっている傾向が強いです。

ボーナスや報奨金の制度がかわる

売上への取り締まりが厳しくなると、もちろんのことながらボーナスは当然減給ないしは、ありません。
報奨金の制度がらりと変わります。
例えば、3ヶ月単位で売上や粗利をクリアすると報奨金が頂けるような中期的システムになっていたのが、急に1ヶ月単位の短期的システムに変更になった。会社側はこれでモチベーションが上がるだろうと踏んでいても、実際は上がることはありません。
計算が出来る人は、3ヶ月単位の方が頂ける金額が多く貰えたり、1ヶ月はダメでも取り返そうと奮起することの方が多いからです。
また、報奨金は店長が1番多く平社員は少ない。けれども1番売るのは平社員と言ったことが平気で起こることもあり制度をがらりと変えて大きく失敗する典型的なカタチになります。

入荷予定よ商品が入ってこない、入れれない

こうなると、会社はキャッシュ(現金)が厳しく、商品を入れることができません。
商品には鮮度がかならずありますが、商品を入れることができないと、商品の鮮度は落ちるばかりで、売上は伸びることはありません。
そうなると、常連様やリピーター様は気づかれるので、離れていきます。
そうなると売上は落ちていく一方です。

メーカーや親会社からの規制が厳しくなる

こうなると、売れないことにイライラが隠せなくなり店舗運営に口を出します。
ちなみに、メーカーや親会社は小売業を運営したことはありません。
そうなると、機能するものが全く機能しなくなりお店、店舗の雰囲気は良くありません。
そうなるともう手がつけることは不可能です。

スピード差があるから分かりにくい。

手順はどの順番かは企業や会社のやり方によって、変わってきます。
大企業で全国にお店があるところはこのスピード感はかなりゆったりで気づくことに時間がかかります。
しかし、小さいお店言わば、中小企業や個人店はこのスピードはかなり早くきます。
早すぎて気づくことが難しいこともあります。

この状態になってしまったのは僕は誰かの責任ではないと思っています。
会社を責めたところで何も変わることはありません。


一つ言えることは常に変化しアップデートしている会社は生き残り、変化に遅れた会社は消えていくのは明白です。
特に小売業はインターネットが出てくるまで、一人勝ちし殿様商売をしていた大企業が多い為この変化に対応できているところとできていないところはハッキリ別れた結果だと思っています。
これを逆転しようと思うとかなりの時間がかかると思いますが、まだ間に合うと思います。なぜか?小売は変化するのが遅いからまだ間に合うと思っています。


それでは〜

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