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秋の味覚♪秋刀魚

こんにちは。谷口純也です。
最近は、夜の冷え込みがだんだん強くなってきましたね。
それと同時に秋の味覚が美味しい時期になってきて、毎晩美味しいご飯を食べられること幸せですね。

秋の味覚の代表といえば、秋刀魚ですよね!
「秋刀魚」とも書きますが、その漢字が当てられるようになったのは大正時代の頃とのこと。
「サンマ」の呼び名の由来は、諸説あります。細長い魚を意味する「狭真魚(サマナ)」が「サマ」となり、サンマとなったという説。
群れを成して泳ぐことから「大きな群れ」を意味する「沢(サワ)」に、「魚」を意味する「マ」を付けて呼んだのが「サンマ」になった、などという説があります。

色んな呼び名の由来があるらしいですが栄養も豊富らしく、日本食品標準成分表2020年版(八訂)によると、

サンマ(生、皮つき)100グラムあたりで脂質25.6グラム、エネルギー量は287キロカロリー。トロ(マグロ)に匹敵する高エネルギーです。サンマに含まれる脂質はDHA(ドコサヘキサエン酸)やEPA(エイコサペタンエン酸)の良質な魚油。多価不飽和脂肪酸のオメガ3脂肪酸で、DHAは脳の活性化、EPAはコレステロールや中性脂肪を減らしたり、血流を促したりする効果が期待されています。動脈硬化などの予防で注目される青魚共通の成分です。この他、目や皮膚の粘膜を強くして免疫力を高める働きがあるビタミンA(レチノール活性当量)が16マイクログラム、いわゆる「貧血」が気になる人が摂取したいビタミンB12が16マイクログラム、鉄が1.4ミリグラム、カルシウムが28ミリグラムとバランス良く含まれています。ちなみに魚や肉の鉄は「ヘム鉄」と呼ばれます。植物性食品の小松菜やホウレン草、卵や乳製品などの「非ヘム鉄」と比べ5倍の吸収率と言われています。

 また、新鮮なサンマは、しっかりと火を通せば内臓も味わい深く楽しめます。これは、サンマが「無胃魚」と呼ばれる胃のない魚で、食べたものを短時間で消化し、排泄できるためです。日中にプランクトンを食べて、夜は何も食べないのがサンマの習性。漁は夜間に行われるため、獲れたサンマの内臓は空っぽの状態。他の魚と比べると苦味がなく、おいしく食べることができるんだとか。
次回は良い秋刀魚の見分け方について書いていきます。

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