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失礼だと思う営業電話から学ぶ

営業の電話って最近特に多く受けています。
以前私も営業をしていたこともあり、とりあえず話だけは聞こうかと思い電話に出てみるのですが、そこで本当に失礼だと思う電話一つ紹介したいと思います。

どんな電話だったかというと、相手への配慮を欠いた電話で、こちらの状況は全くお構いなしの、一方的に自分の用件を伝える電話でした。

その方からは二度の電話があり、一度目は車の運転中、二度目は事務所での作業中でした。
一度目の運転中の時は、車載ハンズフリー機能での通話です。
私の車載ハンズフリーはBluetoothの関係かノイズがひどく聞き取りにくいので、“掛け直してもらおう”と思い電話に出ました。
しかし、相手の方は一方的に用件を話し続けられ、「運転中なので掛け直してもらえますか?」と伝えるタイミングもなく最後まで聞くことになりました。
当然ながら聞こえてはいましたが、全く内容は頭に入らずでしたので、やはり「改めて掛けてください」とお伝えし切電しました。

そして、同じ方からの二度目の電話。
二度目の電話の時は事務所で書類作成の作業中です。
集中して書類作成をしていましたので、しっかりと聞ける状態でもなく、今回もとりあえず電話に出て、今の状況を伝えようと思っていましたが、やはり一方的に話されました。
今回は本当に矢継ぎ早に話しておられ、私は、相槌の言葉すら発せなく、無言で聞いていました。
相手の反応がなければ、どこかで「ここまで大丈夫ですか?」などの言葉があると思い期待していましたが、「で、」と言われ話が永遠と続きました。
仕方なく手を止めて最後まで聞きました。
切電時には「また、掛けさせてもらいます」と言っておられました。

電話の内容としては、今はすぐに導入できるものではありませんが、いずれは導入できるかもしれない内容のものです。
しかしながら、私は“失礼だ”と思ってしまいましたので、この方の話で契約になることはないと思います。

私も営業の職には就いていましたが、テレアポといった手法での営業スタイルをとっていませんでしたので、電話営業のことを語れるほどの技量はありません。
ただ、電話であろうが対面であろうが、契約に至るまでには、次に会うアポイントを取ることが目的だと思っています。
その目的だとすれば、こちらの要件を話す前に、「今、お時間はよろしいでしょうか?」と少なくとも相手の状況の確認はあるべきだと思います。
次に“時間の確認”が必要だと思います。
「今少々お時間はよろしいでしょうか?」などの言葉があれば覚悟して聞きますので、ゴールに向けて進捗すると思います。
相手の貴重な時間を頂くのですから。

ここまで書きましたが、
私は特にその電話を掛けてきた人が悪いとは思ってはいません。
その掛けさせている会社の教育がなってないのだと思っています。
だって、その人は会社の代表として私に電話を掛けてきているのですから。

営業の担当者は常に会社の代表者として社長に代わり話しているという自負を持って業務に臨むべきだと思います。
その心構えがあれば自ずと相手への配慮ができ、未来の契約に繋がります!
それが自身の成長に繋がっています!

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