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Webサイト作成|WEB集客戦略 成約率アップのための施策

WEB集客については「TANOSHIKA HP作成」サイトにも詳しく掲載しています。
以前、noteで【最新】WEB集客戦略策定について書きました。これです。
今回の記事では、WEB集客戦略|成約率アップのための施策について書いてみます。
情報元は『WEB集客・超入門2022』 滝口健太郎著 です。

1,成約率を上げるには

成約率を上げるにはどうすればいいかについて、Webサイトの「デザイン」と「内容」に分けて解説します。

デザインは「機能性」が大事

Webデザインには、そもそも2つの側面があります。1つは「見た目のデザイン(意匠)」、もう1つは「機能的なデザイン(設計)」です。
集客を考えた場合には、「見た目のデザイン」と「機能的なデザイン」では、後者の方が重要になります。もちろん、「見た目」が悪いために成約率を下げることもありますが、2つを比較した場合には、「機能的なデザイン(設計)」がうまくされていることの方が断然重要なのです。

ホームページは「充実したQ&A」に【重要】

Webサイトの内容についてですが、ホームページには、見込み客が問い合わせ等を行う上で必要となる情報(会社概要や実績、商品・サービスの詳細情報、料金表など、自社の売込みとなる情報)の掲載が必要です。そのサイトから、商品の購入やサービスの提供を受けたいと思ってもらうためには、サイトの内容がそれらの購買行動に値するものでなければなりません。ホームぺーじを「充実したQ&A」にするべき、ということです。
より多くの見込み客の疑問に答えるサイトが、成約率の高いサイトと考えて間違いありません。ホームページの内容や構成については、ある程度そのサイトの訪問者(お客様)のニーズを熟知した人が参加し、よく考えてコンテンツを提案する必要があります。その際に行うべき作業の大きなヒントが「Q&A」ということになります。つまり、ご自身のビジネスのお客様がどんな「Q」を抱えているかをひたすら書き出し、それへの(A)を出すことで、サイト構成を考えるわけです。

ビジネスの原理を踏まえてサイト内容を考える

ビジネスというのは、誰かが困っていることや欲していることに対して、事業者が可能な範囲で何らかの価値を提供することにより成り立っているということです。
集客ツールとしてホームページを構成し、内容を考えるためには、「ビジネス上のお客さんというのは、必ず何かに困っていたり、何かを欲している状態だ」、ということを前提に考えなければならない、ということです。そのような状態の見込み客に対して、そのお困りごと等に上手くアプローチすることができれば、ホームページから集客が可能だと考えていただいて結構です。

専門性を出してサイトを尖らせる

成約率の高いホームページにするには、サイトの専門性が必要です。専門性が尖っているサイトは、見込み客に「刺さるサイト」と言ったりもします。ホームページには、何が専門なのか、どういう特色があるのかを明白に打ち出す必要があります。
専門性をうまく尖らせれると、成約率が高いサイトになります。専門性以外でも、料金の安さ、サービスの他社との違い、その他自社の最大の特徴が何なのかを明確にすることでもサイトを尖らされることができます。

ヒートマップを活用する

ヒートマップとは、サイトの訪問者がページのどこを読んでいるかや、どこをクリックしているか、どの程度下までスクロールしているかを視覚的に図示してくれるサービスです。このサービスを利用すると、サイトの中のどの部分に訪問者が興味を示しているのか、どのコンテンツがスルーされているのか、ということがわかるため、それに即してコンテンツを並び替えたり、内容を改善したりということができます。

ネットユーザーはせっかちである

ネットユーザーというのは、非常にせっかちです。
訪問者はとにかくせっかちだということを前提に、サイト構成からページ内容までを作成する必要があるわけです。

訪問者にストレスをかけない

Webサイトの「デザイン」と「内容」に共通する、成約率を高く保つための基準としては、とにかく訪問者のストレスになる要素を減らして、ストレスのかからないサイトにすることです。たとえば、商品やサービスに関する説明がなかったり、説明不足であったり、申し込み・問い合わせボタンがサイト内をよく探さないと見つからなかったり、申し込み後の流れがわかりにくかったり、サイト内で迷子になったり、といった部分です。
サイトのストレスを軽減するためには、デザインでは「設計」を重視し、「コンテンツ」では「ビジネスの原理」を踏まえて、お客様のお困りごとにアプローチする、というのが基本になります。

具体的なサイトの改善ポイント

★サイトはモバイルに対応する
★画像等ファイルの容量を徹底的に軽くする
★文字を大きく、読みやすくする
★英語表記をやめる
★テキストリンクはデフォルトの設定にする
★メリハリをつける
★箇条書きや図解、図表を使う
★申し込みボタンの表記を工夫して敷居を低くする
★ストーリー性をもたせる
★申し込みフォームの入力項目は最小限にする
★迷ったら大手サイトを参考にする

2,Webサイトを客観的に見る方法

以上のような施策は非常に感覚的な作業であるため、業者に依頼する際は意識の高い業者に依頼するのが得策です。ご自分で行う場合には、なるべく客観的に厳しく見てくれるような第三者に意見を聞いてみるのがいいでしょう。
また、そのような客観的な眼を養う方法としては、ご自身が消費者としてネットで買い物をする場合に、どのようなサイトで買うか、どのようなサイトで買わないかを、実際に買い物やサービス提供を申込む際に、ご自分がどう感じるかをよく観察してみるのが一番効果的です。自分がお金を払う立場になると、厳しい感覚で客観的に判断できますので、その際の感覚を覚えておくことをお勧めします。

3,具体的な成約率の目安

適正な成約率についてですが、業種ごとに違いがあるため一概には言えないところはありますが、あえて全業種の違いをおしなべて平均値を出すならば、0.5~1%程度が目標といえます。だいたい、100~200人の訪問者につき1件の問い合わせ・申し込み等があればまずまず成功ということになります。あくまで目安として参考にしてください。

4,Web集客に必須のツール

Web集客の成否を知るためには、成約率を計測する必要があります。成約率を計測するためには、「Googleアナリティクス」という無料の解析ツールが必要です。このツールを使うことで、日々の訪問者数や、PV数、ページ滞在時間、直帰率等を継続的な把握していき、集客がうまくいっているかどうか、改良した部分がどれだけ成約率アップにつながっているかを見ていきます。


最後までお読みいただいて、ありがとうございました。

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