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小さな企業のネット集客戦略|【最新】WEB集客戦略策定!

ネット集客戦略については、以前まとめたことがあります。
このコンテンツは3年ほど前に作成したもので今でも通用します。
インターネットの世界は日々変化しています。そこで今回の記事では、最新情報に基づいて書いていきます。
情報元は『WEB集客・超入門2022』 滝口健太郎著 です。

1、WEB集客の要点

1,WEB集客の基本構造

★WEB集客の基本構造
サイトに多くのアクセスを継続的に集める。
サイトを充実させて成約率をUPさせる。
★WEB集客の成否は成約率(コンバージョン率)で計る。

2,成約率UPのための施策

★成約率UPのためには「見た目のデザイン」よりも「機能的なデザイン」が重要です。
★サイトは充実したコンテンツが成約率UPの大きなポイントです。
★ビジネスは「自身のできること」と「ユーザーのニーズ」の交わりで成立しています。サイトの内容を充実させると成約率UPにつながります。
★必要な判断材料が見つかり、速やかに問い合わせや申し込み等ができるようなコンテンツに設計する必要があります。
★成約率UPのためにはコンテンツに「専門性」を打ち出す必要があります。
★サイトへの訪問者にはストレスをかけないコンテンツしましょう。
モバイル(スマホ)対応可にしましょう。
★箇条書きや図解、図表を使いましょう。
★申し込みボタンは工夫しましょう。分かりやすく。
★コンテンツにはストーリー性を持たせましょう。
★申し込みフォームの入力項目は最小限にしましょう。
★成約率の目標は1%前後を基準に考えましょう。

3,アクセス数UPのための施策

★ネットユーザーは各種の検索エンジンSNSから情報にアクセスしています。
★アクセスを集めるにはサイトを検索エンジンで上位表示させなければなりません。
★検索結果で上位表示する方法は、「無料のSEO対策」と「有料のPPC広告」があります。
SEO対策はどの業種でも必須です。
★SEO対策は3~6か月ほどの期間がかかりますが、PPC広告は即効性があります。
★「内部対策」はSEOの大前提です。知識としても必須です。
★外注する場合は「内部対策」ができる業者(例えばTANOSHIKA)を選びましょう。
被リンクなどの「外部対策」はペナルティを受けないように注意しましょう。
★今のSEOは「コンテンツ重視」が最大のポイントです。
★「有益なページ」作成にはWebライティングの技術や知識が必要です。
★SEOは競合他社より有益なコンテンツをいかにして情報発信できるかが勝負の分かれ目です。
★PPC広告はリスティング広告(googleなど)は効果も望め、初心者にも向いています。
google広告には、「検索広告」「ディスプレイ広告」などがあります。
★google広告は手間と費用対効果をよく考えてから利用しましょう。

4,「キーワード」と「情報発信」

ラッコキーワードでご自身のビジネスに合ったキーワードを検索しましょう。
★検索したキーワードからキーワード関連のユーザーのニーズがわかります。
★ご自身のWEB戦略には、核となるキーワードを定めることが重要です。
★キーワードについてはこれを参考にしてください。
検索ボリュームが大きく、競合の少ない複合キーワードがわかればWEB集客が優位に進められます。
★「情報発信」はアクセスを集めるためのものと成約に結び付けるためのものと発信する情報の質が異なります。
★共通事項は「ターゲットの決定」「キーワードの特定とニーズの洗い出し」です。
★情報発信のターゲットはほどよく絞ることが重要です。
文章での情報発信はSEO集客的にはある程度の効果があります。
★アクセスを集めるための「情報発信」はターゲットに役立つ情報エンタメ性のある情報にして関心を集め「売り込み(セールス)」感は控えめにしましょう。
★成約に結び付けるための「情報発信」はターゲットのニーズを把握した「売り込み」です。
★「情報発信」は充実した「コンテンツ」で行うことで「成約率UP」と「アクセス数を上げること」に共通して役立ちます。

5,「仕組化」の基本

★「仕組化」とは、WEB上でビジネスを効率化し、自動的に売り上げを上げるシステムを構築することです。
★「仕組化」はWEB集客の理想的な形です。
★「仕組化」の基本は「WEB集客の基本構造」と同じなので企画もしやすいです。
★常に「仕組化」を考えてサイトを運営しましょう。ビジネス拡大が望めます。
★最もシンプルな「仕組化」は販売ページへ広告でアクセス流入を図ることです。
★ユーザーと合理的にWin-Winの関係を作るためには、「仕組化」は節度を持って行いましょう。
★「仕組化」は、一般にWebマーケティングとも呼ばれます。

2、ルーティンによる施策実行

1つ1つの個別施策を実行に移します。
重要なことは、毎日の、毎週の繰り返し作業の段階まで計画を落とし込むことです。
<施策事例>
YouTube動画施策 … YouTube用の動画撮影&投稿作業
ブログ施策 … ブログサイト用の記事執筆&投稿
Facebook施策 … Facebookの投稿
メルマガ施策 … 見込み客へのメルマガ配信
アクセス解析 … Google Analyticsによる定期分析
★これらはデジタル編で他にもチラシなどを使ったアナログ編SEO編があります。

3、効果検証

WEB集客における各施策は様々な数値を定量的に取得できるという特徴を活かして、目的に対してどの程度進捗しているかを検証していきます。

4、小さな会社には、小さな会社なりの戦い方がある

小さな会社ならではのネット集客戦略 『7つの基本概念』

1,全体発想を捨てて、対象市場や顧客を細分化する。

2,勝ちやすい場面を選び、自社が優位に戦えるターゲット(商品・地域・客層など)を選択する。

3,重点主義に徹して、勝てるだけの資源(資金・時間・人的労力など)を集中投下する。

4,Web完結ではなく、アナログも織り交ぜる。

5,人間味が通じる施策によって、人間関係の構築に努める。(広告よりコンテンツ、一方通行のプレスリリースよりも双方向のSNS、文字情報のみよりも顔写真入り、入力文字よりも手書きなど)

6,ツールやインフラなどは軽装備にして、自由度の高さを保つ。

7,端から「完璧」を求めるよりも、すぐに実行する。

(高田晃著「ネット集客のやさしい教科書」エムディエヌコーポレーション発行より引用)

5、PDCAを回す

PDCAとは、事業活動における生産管理や品質管理などの管理業務を円滑に進める手法の1つです。

  • PLAN(計画):目標を設定し、具体的な施策や行動計画に落とし込む。組織構造と役割を決めて人員の配置計画を立てる。

  • DO(実施・実行):組織構成員の動機づけを計りながら、具体的な行動を指揮・命令、実行する。

  • CHECK(点検・評価):途中で成果を測定・評価する。

  • ACTION(処置・改善):必要に応じて修正を加えて、その修正プランを実行する。

時間や人に余裕がなく、業務や次のキャンペーンや施策に追われて、PとDだけで回してしまっている場合も多く見られます。
このPDCAのスキームを確立させることで組織の知見として蓄積されていきます。
こうしてPDCAを回すことで、次のような成果が得られていきます。

  1. 関係各位全員が目的に沿った行動がとれる。

  2. 当初立てた計画通り進行しているかどうか常に確認できる。

  3. 結果がどうだったのか、当初の目標とそのギャップが確認できる。

  4. その結果から良かったこと、悪かったことがわかる。

  5. 次にすべきことの優先順位がつけられる。

最後までお読みいただいて、ありがとうございました。

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