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Webサイト作成|WEB集客戦略 「仕組み化」の基本について

WEB集客については「TANOSHIKA HP作成」サイトにも詳しく掲載しています。
以前、noteで【最新】WEB集客戦略策定について書きました。これです。
今回の記事では、WEB集客戦略|「仕組み化」の基本についてについて書いてみます。
情報元は『WEB集客・超入門2022』 滝口健太郎著 です。

1,「仕組み化」とは

「仕組み化」とは、「自動化」ともいい、ネット上で自動的に収益が上がるなど、自動的に何かの目的が達成されるような「仕組み」を構築することをいいます。インターネットの特性である、24時間365日休むことなくそれらを実行するシステムを作ります。
そのような「仕組み」を上手く構築することによって、人件費もかけず、在庫も持たずにオンライン上にデジタルデータの商品を置いておくだけで、自動的に商品が売れるシステムなどを構築するわけですから、上手く構築できればかなりの収益化や効率化ができます。これはある意味、Web集客の理想的な形態ともいえます。が、とはいえそれほど難しいシステムではないので、早い段階から「仕組み化」を意識し、プランを練ることで、ビジネスの効率化を図ることが可能です。

2,「仕組み化」の構造

リアルビジネスにおけるホームページを活用したWeb集客というには、ネット上で、ある程度まで集客を「仕組み化」する目的で行われます。ここでいう「仕組み化」も、基本構造は、「Web集客の基本構造」と全く同じです。
(1)ホームページの成約率をアップさせる
(2)ホームページに多くのアクセスを集める
ここで解説する「仕組み化」の構造は、上記の基本構造の中で、販売する商品が現物の商品やサービスではなく、オンラインで完結するデジタルデータとしての商品になる、という違いがあるだけということになります。
ですから、まずはなんらかのアイディアを形にしたデジタルデータの商品(文章や動画、音声、画像等でできたWebコンテンツ)を作成しなければならないということになり、また、それを適切に販売するようなシステムを構築しなければならないということになりますが、とはいえ、それ以外の考え方やシステムの構造の部分は、通常のホームページを活用したWeb集客と同じだということになります。つまり、成約率がそれ相応になるように作成した販売ページを作り、そこにSEOや広告からアクセスを流すことで、自動的に収益が上がるような流れを作るわけです。
例えば、最もシンプルな「仕組み化」の例は次のようになります。
まずは、以下の2つを用意します。
・デジタルデータの商品
・商品を販売するためのページ(LP)
そして、ここにリスティング広告などの広告を用いてアクセスを流します。こうすることにより、販売価格と広告費の差額(利益)が出る「仕組み」が作れれば、あとは広告費をかけ続けるだけで、広告費をかければかけるほど自動的に利益が発生する「仕組み」ができるわけです。アクセスを広告から流すのではなく、SEOでGoogleの自然検索から流せば、広告費もかからないことになるでしょう。

3,「仕組み化」とメルマガ・LINEの関係

また、「仕組み化」にはメールマガジン(メルマガ)が頻繁に使われます。上記、広告を利用した最もシンプルな例は、販売ページ(LP)のみで商品を訴求することを前提にした例でしたが、この販売ページで商品を購入してもらうには、いろいろな情報を伝えて訪問者との距離を縮め、信用を得なければならず、それにはかなりの手数がかかりますし、物理的に不可能なことも多くあります。それを1ページのLPで行うには限界があるのです。
そこで、LPのみでそれを行うのではなく、1旦メルマガに登録してもらって、メルマガの機能を利用してそれらの情報を伝え、時間をかけて信頼を構築してセールスまでもっていくわけです。LPのみでは、せいぜい数分のお付き合いになりますが、メルマガに登録してもらえば、もっと長いお付き合いが可能になります。
メルマガは、通常、ステップメールという機能を使って、登録者に自動でメールが送られるシステムで運営されています。例えば、登録時に自動で送られる自動送信メールや、登録日を起点に、翌日、翌々日と自動でメールが送信されるように設定可能です。そのシステムを利用して、お客さんをうまく導くというわけです。
また、「仕組み化」には、メールの他、LINEも使われます。LINEの場合は商用利用が可能なLINE公式アカウントという、基本的には無料ツールですが、一定の利用頻度を超えると有料にになるサービスを利用することになります。LINE公式アカウントには、ステップメールと同様の機能が備わっており、チャット形式でメルマガと同様のシステムが組めます。
つまり、メルマガやLINEを使えば、完全にシステマチックに「仕組み化」するだけではなく、合間に手動で情報を挟むなどしてお客様とコミュニケーションをとるなど、アイディア次第で色々な「仕組み」を作ることが可能だということです。

4,「仕組み化」の問題点

ネットビジネスには、何やら胡散臭いイメージを持っている人も少なくないかと思われますが、これは、この「仕組み化」を利用して強引に、半ば詐欺的に高額な商品を売るような業者が多く存在しているため、そのイメージを定着するに至りました。詐欺を行う人たちというのは、成約率を高めるために、誇大表現や感情を煽るようなキャッチコピー、場合によってはウソを交えるなどして、無理やり成約率を高めようとするわけです。つまり、この部分で非論理的な行為に走るかどうかが、「仕組み化」の問題点だといえます。
逆に言えば、この部分の節度を守ることで、上手く「仕組み」を利用すれば、非常に合理的にお客様も業者の側もWin-Winの関係になれる可能性があるということになります。

5,「仕組み化」商品の具体例・ヒント

また、「仕組み化」に必要なデジタル商品についても、やはり中身のないものを提供してしまうと、「仕組み」を経由して詐欺的な行為を自動的に行うことになってしまいますので、購入してくれた人にガッカリされないようにしっかり作りたいところです。
デジタル商品は、基本的に、文章、動画、音声、図解、写真など、ありとあらゆる組み合わせで作られますが、その根幹をなすのは、やはり、誰かの悩みや問題、疑問を解決するもの(誰かのニーズに強力に答えるもの)、が向いています。よくあるのは、お客様の問題を解決するための講座形式のコンテンツです。
メルマガやLINEによる、緩い繋がりという従来なかった関係から、いかにオリジナルの商品を作ることができるかが商品づくりの鍵を握っています。


最後までお読みいただいて、ありがとうございました。

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