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ボクシング12週目〜自然にできるようになるもの、自然と壊れゆくもの

ボクシング12週目〜「自然にできるようになるもの」

いつものように、動画を見ながら基本動作を繰り返しました。脇を閉めて、体幹がぶれないことを意識して、ステップを踏んで、パンチを繰り出す。

その時ふと気付いたのですが、いままでずっと気にしていた「脚幅」のこと、意識せずに自然に構えとともに、広げられていることに気付きました。そのままステップワークを踏むと、それもごく自然に前後に動けるのです。

いままで意識していた脚幅よりも少し狭いくらいなのですが、自分にとって自然な脚幅を、自然に開く(あるいは閉じる)ことができたのです。当然、構えも自然になります。そのまま前後に動いても、概ねいつもその脚幅になるのです。

正直それには驚きました。意識しながら身につけていって、できるようになって、それを繰り返すことで、少しずつ「自然に」できるようになるのだと思っていました。ところが実際には意識して(頭で考えて)できるようになる前に、体が自然にその脚幅を取るようになったのです。

成長のプロセスについて、先日、陸上の為末さんのお話を聴きましたが、そこで述べられたものとはまた違う感覚があるのかな、と思いました。

(動画はコチラ)

https://youtu.be/vXWpfSoodho

そんな感じで、脚幅のことは気にせず、ステップワークの「コツ」みたいなものの実感があるうちに、練習を重ねて真の意味で「身につく」状況となるよう、平日の過ごし方を工夫してみようかと思いました。

うつ病発症?〜「自然と壊れゆくもの」

先週の火曜日、仕事が22時過ぎまでかかり、それから夕食摂って帰宅して、24時にはなんとか就寝したのですが、キモチが昂っていたためか、なかなか眠れず、結局眠りについたのは25時過ぎになりました。当然寝不足です。

そのため、翌水曜日は早めに退社して(それでも2時間近く残業)、友人と軽く呑んで帰宅し、23時前に就寝しました。ところがウトウト仕掛けたところで、同僚からLINEが届きました。決して急用ではない、仕事上の愚痴みたいな、恨みつらみの内容でした。自分も、早めに帰った負い目もあったので、なんとか返事を返しました。要した時間は1時間、その後すぐに眠りにつきましたが、睡眠負債解消は難しくなりました。

木曜日の朝、どういうわけか、いったん5時頃に目覚めました。そのとき、時間を確認するためにスマホを取ると、自分の返事に対して、非難する内容のLINEがその同僚から届いていました。自分はさらに言い訳しなきゃ、返信しなきゃと思い、それからあれこれ考え始めてしまいました。

30分くらいして、なぜこんな朝から返信しなきゃいけないのか、そもそも返信しなきゃいけない筋合いのない内容だと思って、返すのを躊躇いました。結局、返さなかったのですが、睡眠負債はかえって貯まってしまいました。そのとき、この彼からのプレッシャーがはっきりと「ストレス」になっていると、認識できました。すると、少しでも寝ておこうと思っても眠れなくなり、出勤を忌避しようとしたり、軽く身体の震えを感じたり、といった「いつもと違う」身体反応が現れました。自分は「うつ病」になりかけているんだ、と気づきました。その病気を意識すると、ますますその特徴的な病状を感じ取ることができるようになりました。

その日、その同僚はテレワークでした。自分は職場のメンターに相談して、対応をはかりました。

翌金曜日、出勤すると、テレワーク中にその同僚が書いた「最後通告」のような職場メールが届いていました。

そのメールの内容について、その同僚と2時間近く話し合うこととしました。自分はハッキリ「うつ病」になりかけている、これ以上のプレッシャーは仕事のパフォーマンスを落とすことになりかねないし、まして休むことになっては職場に迷惑かけることとなるので、これ以上プレッシャーはかけないでくれと頼みました。彼は、一応理解はしてくれたようですが、「最後通告」としてその日は自分を責め続け、またすでにメンタル不調で異動が決まった別の職員のことも責めていました。

こうして自分の「心」は壊れかけてしまいました。

思えば昨年春にこの職場に異動してから、ずっとこの同僚のプレッシャーに晒され続けていたので、カラダが悲鳴をあげ始めてのかもしれません。

そして思ったのですが、「うつ病」と意識すれば、その対処法について情報収集したり、実際に対応してみたり(例えばボクシングで汗を流しまくる、など)、できるということです。

一方、「うつ病」とラベリングすることで、ついつい「自分はうつ病なのかもしれないので、このようなストレス反応を起こしてしまうのかも…」と不安に思うことにも気付きました。

いまのところ、仕事を休むつもりはないし、医者に行くつもりもありません。医者に行ったら、薬を出されて、休みを取るよう言われる可能性が高いからです。

いまの自分は、仕事を十分にできるわけでもなく、またもともと色々なことに気づかずに進めていくところもあり、まあ「仕事ができない」ところがあったわけです。しかしながら、休まずにわずかでも勤めることで、他の職員に負担をかけずに済むのでは、と思っています。

さんざん書き散らしましたが、とにかく自分は「うつ病」になりかけていることが、わかりました。このあと、自分がどのように変化していくのかは、まだ全くわかりません。

でも、この年度末、年度始めの「変化」のタイミングで起きたこのことを、breakthroughの絶好の機会と捉えて、日々の自分を新たに過ごせていければと思っています。

かつて心身健康だったとき、自分は「青天の霹靂」を楽しみたい!と語ったことがありました。

変化を受け入れる。変化を楽しむ。

いまの自分が、この状況を楽しめるか、内容的に難しいところがあるのは、わかっています。

ただ、少しでも成長していきたい。少しでも変化していきたい、そう願う心が剥き出しになっているのを感じています。



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