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新社会人応援企画 !いつか起業したいと考える新社会人の必読書『マネーの拳』

※本記事は、「マンガ新聞」にて過去に掲載されたレビューを転載したものです。(編集部)

【レビュアー/小林琢磨

 ビジネスの世界でもチャンピオンになってみせるべ!

はじめましての人もそうでない人もこんにちは!株式会社サーチフィールドと言うイラストや漫画に特化した制作代理店を経営している小林です。

今回はマンガHONZ初の連載企画「新社会人はこれを読め!」をテーマにレビューを書かせて頂きました。

今回のレビューは「起業」をキーワードに選定させて頂きました。いつか起業したいと考える全ての新社会人に捧げます!!

 『ドラゴン桜』が受験指南的な作品だったのに対し、この『マネーの拳』は会社経営の指南書的作品です。

しかも内容がリアル。『ドラゴン桜』がそうであった様に『マネーの拳』もリアルに参考になる事だらけです!まさに起業家の必読書と言っても良いでしょう。

起業を目指す新社会人だけではなく、全ての経営者に読んでもらいたい内容になっています。

物語は、元ボクシング世界王者の花岡ケンがとあるきっかけで実業家として成功した塚原会長と出会う所から始まります。

ホームレスを10人雇うと言うとんでも条件を元に1億円の出資を受けたケンは数々の問題を一つずつ解決しながら自分の会社を大きく成長させて行きます。

この問題がとにかくリアルなんですね!

その時その時の会社のフェーズ(大きさ)によって出てくる問題は違います。

最初は事業内容の選定や単純な資金不足、社員が増えてからは人間関係トラブル、そして競業他社との壮絶なバトルや上場に伴う買収問題、創業メンバー同士の仲間割れなどまさに起業あるあるの宝庫!

俺はこの会社の未来を守る。

社長の最も大切な仕事は「決断」する事です。

そして適切な「決断」をするためには判断材料が必要になります。
答えのない二択を常に選び続けなくてはいけないのです!!

『マネーの拳』を読む事で経営者視点で物事を考えるクセを作り、日々の業務から得られる経験値を増やしてください!